注目の団地再生「高円寺アパートメント」 と焙煎こだわりカフェ「ジュールベルヌ」

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高円寺と阿佐ヶ谷の高架下沿いのアパートが綺麗に清潔にリノベーションされ、そこの1階に店舗が開店し始めた。


以前からとても気になっていた半廃墟化した老朽アパートで悪さをする人や不法に住み込む人が無いよう、ベニヤ板やテープが貼られるなど厳重に進入禁止の措置がされていて異様だった。

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それがいつの間に見た目は綺麗に再塗装され、中もおそらくリフォームされて2017年3月から入居者を再度募り始めている。8月時点で洗濯物を干している部屋がちらほら見える。

http://www.jrtk.jp/r-lieto/koenji/about/index.html


基本的には賃貸のみ。おそらく水周りも徹底的にリフォーム済みで追い焚き浴槽、洗浄機付き便座。全室エアコン計3台完備、1G光通信、無制限使用料無料。今の世の中で一般的に必要な設備は全て標準完備。


しかし95m2の店舗区画の毎月の家賃が税抜き27万円。なかなかの値段だ。52m2の区画は12〜14.7万円に月の管理は7千円。高円寺徒歩7分、阿佐ヶ谷徒歩9分のアクセスとはいえ、JR高架のすぐ前で必ずしも静かとはいえない。


このアパート自体は1965年竣工なので既に築52年だ。壁式鉄筋コンクリート造りだそうだが、建築基準法が1971年、1981年、2000年に改正される前の基準で建てられたこの物件をどのように耐震補強したのだろうか。築年数の古さもあって、分譲は無理だろうから内装設備のグレードを高くして賃貸にしているということか。何年ぐらい使える見込みなのだろう。回収モデルが知りたい。

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築30年程度のアパートのリフォーム再生案件ならば、「おお、良さそうな試み。建物も綺麗に塗り直されて、お洒落な店も一階に入って街の景観もよくなる」と思えるのだが築52年はどうなのだろう。補修後の安全性に無理はなく、これから増えていく空洞化した団地の再生プラン足り得るのか。それとも立地と表面的な内装や設備の綺麗さで一儲けする綱渡りなのか。


前者であるといいな。JR東日本都市開発の手によるものだし、そんな手抜きはないと願う。JR高架下は既存の安い屋根付きアーケードになりうるわけだし、そこに連なる店舗兼住宅として機能するなら面白い。徒歩7分の距離だが駅まで殆ど濡れずに歩ける住居か。中野駅南東の団地群も再生して欲しい。



 

ようやく本題。右端に8月に開店したばかりなのが「ジュールベルヌ」。中には14席ほどがあるカフェで、煎られた珈琲豆を買うこともできる。新高円寺「AMP」、中野の「MUTO COFFEE」と似た客層がターゲットになるのかね。

 

ローストマスターズチャンピオンシップ2014年優勝、2015年2位だそうだ。それがどういうものか知らないが、焙煎にこだわり抜いてます、ということなんだろう。

 

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中は黒、焦げ茶、白が基調でブルックリンスタイルほどアクが強くなくて爽やかで嫌味がない。大きな掃き出し窓が芝生の庭に面していて気持ちが良い。作家ジュールベルヌの名を冠しているだけあって地球儀や天体望遠鏡など世界観を彩る小物が置かれている。

 

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中煎りでさほど酸味の強くないものを、とお願いし、コスタリカを飲んだ。もう少し苦味が強いやつでも良かったかもしれない。次回はもう少し苦味が強く重たいやつを楽しみにしていよう。

 

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こちらはキャラメルレアチーズケーキ。他に塩ショコラなど少し変わった甘味が多い。

 

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色違いの長尺の塩ビタイルを乱張りにしている。こういうのも良いな。塩ビタイルの技術進歩は驚く。

 

20時まで。ジムの帰りに立ち寄るには閉店が少し早い。ジムに行く為に一駅隣駅で降りて歩いて立ち寄るのは少し億劫。

土日の逃避場所として使わせてもらう感じかね。