パリからの戦利品 2018

 3年間で4回目のパリ出張ともなると、家族の好みに照らして買うものが定番化してくる。食品はラファイエットのグルメ館に行かずともMONOPRIXのチーズや菓子で十分美味しいし、量を買って帰った方が満足感が高い。酒、紅茶、マスタード、生キャラメルは買う場所を選びたいがそれも個人の価値観と嗜好次第だ。

 

買い損ねて後悔が残るのが、愛犬マンゴー殿への土産。食肉大国のフランスなのでウェットタイプの犬用の缶詰なんて良い土産になったのではないだろうか。そういえばホームセンターなどで購入可能な中での最優良ドッグフードメーカーだと私が思っているRoyaleCaninもフランスのブランドだしな。高品質な動物タンパク性ドッグフードはフランスで買うべき愛犬家アイテムかもしれない。


今回の戦利品一部。

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  • ラクレット400g × 2パック
  • カプリチーズ ミニパック ×2
  • カマンベール 2種
  • ロックフォールチーズ大 ×2
  • エシレバター有塩250g×2
  • エシレバター無塩250g×1
  • ゲラン塩500g×2

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チーズは自宅、実家の消費用。ブルーチーズなどクセのあるチーズが好みだが、このCAPRICEは臭みの全くないカマンベールでしかも一口サイズでとても食べやすくて気に入っている。

  • ボンママンレモンタルトレット9小袋入り×2
  • ボンママン ミルクチョコマドレーヌ10小袋入り
  • Pain aux amande
  • LU レモンチョコクッキー

ここらへんの菓子は小分け包装されているのでばら撒き菓子として重宝する。マロンクリーム3個入り。チューブ状になっていてしかも安い。

 

  • シャンパン2本。
  • 社内の商品としてもらった赤ワイン

 

マドレーヌ寺院の脇のマリアージュフレールで母から依頼のあった紅茶を物色。フランスの店舗は私の好きなアールグレイの種類が多い。f:id:mangokyoto:20180310110058j:plain

甘い香りの加わったアールグレイ ドール(黄金)、ベルガモットが鮮烈なパリ・アールグレイ、フローラルなアールグレイプロヴァンスなどは日本であまり見かけない。日本だとアールグレイフレンチブルー、アールグレイインペリアル、ウェディングインペリアルが定番だ。f:id:mangokyoto:20180310111020j:plain

パリ<=>銀座、パリ<=>東京なんて型番もある。パリ銀座はベルガモットが効いて好みの香りだった。パリ東京は柚子のフレーバーの加えられたアールグレイだが、なんだかボヤけていてしっくりこなかった。

 

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さらに無農薬特選アールグレイの高級ラインアップが出ていた。緑茶ベースなどあれこれ出すが、アールグレイは紅茶が一番。パリアールグレイと無農薬特選のLIMERANCEと書かれたアールグレイを購入。

 

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これまたマドレーヌ寺院脇のマスタード屋へ。陶器の容器を持参すると量り売りのマスタードをその場で詰めてくれる。店頭量り売りでしか売っていないマスタードには黒トリュフマスタード、シャブリ、白ワインなど色々ある。特にシャブリや白ワインは辛味が強く鮮烈。黒トリュフは特有の香りが個性的すぎて使う幅が狭いように思う。

 

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職場用の土産には包装がいかにもフランス的なクッキーを選んだ。

 

忘れてはいけないのがジャックジュナンの生キャラメル。レパブリックの店舗でしか買えない。

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まだ日本出店されていない元メゾンドゥショコラの名物ショコラティエのブランド。しかしチョコはメゾンドゥショコラでもピエールマルコリーニでも美味しいし、日本のチョコも十分に美味しい。新鮮な感動を感じてかつ、なかなか類似品を見かけないのはやはりこの生キャラメルではなかろうか。

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私自身の為に買って一番嬉しいのはこれ。クリニャンクールで買ったマメ鹿の頭骨壁掛け。日本鹿のサイズだと大きすぎる。マメ鹿のサイズがちょうど良いのだ。そして案外、角だけで鼻先まで揃っているものは少ない。

 

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Pologne1995と書かれており、ポーランドで95年に狩猟された個体だとわかる。フランス産ではない。実はポーランドは食用の鹿の狩猟が多いのだそうな。誇示目的に狩猟されたハンティングトロフィーは悪趣味に感じてしまうが、食用狩猟された鹿ならば有り難く使わせて頂こう。30€なり。ポーランドでなら20€ぐらいで売っているかもしれないが、日本で4000円で簡単に入手できるとは思わない。

 

これを陶器で模刻複製し、シリコン型を取って同寸法の壁掛け植木鉢を複数作ろうかという野望を抱いている。焼締や焼きむらのある土肌で作れたらカッコ良いのではなかろうか。