早朝の便で韓国へ。二日間、オフィスで要件を片した後にソウルの新沙という街へ市場調査へ。カロスキルとも呼ばれていて、東京だと表参道とか代官山に該当する街だろうか。
一等地なのだろうけれども、空間の贅沢な使い方と洗練されっぷりに驚いた。
電子商取引が日本よりも遥かに普及した韓国では最先端のお店は物品を販売する場ではなく、ブランドの世界観を体感してもらったり何かを体験する場として機能しているようで、商品自体はネットで買って自宅に届けてもらう。かさばる荷物を持ち歩いて買い物して歩くなど、そんな不恰好なことはもうしないらしい。
そんなわけで、視覚的に魅力的な空間づくりに重きが置かれている。
テスターが置かれ、店員の説明を受けたりできるが、商品在庫を店の棚に積み上げたりはしない。
もう一つ驚いたのがこの街のカフェの多さ。モノはネットで買うようになった分、友人とお喋りする時間、雰囲気の良い空間で寛ぐ時間という体験・体感の場もさらに重要性は増したのか。どこも内装が凝っていてオシャレな店が多い。
開放型のこの店舗、なんとチーズケーキ専門店のカフェ。
十数種類のチーズケーキから選べる。きっと美味しいに違いないがもう満腹で入る余地なし。チーズケーキ好きとしては是非、次回に来たい店だ。
こんなにオシャレカフェがひしめいて、洗練されているとは驚いた。ソウルを見くびっていた。
芸能人もよく利用するとかいう話のCafe de Parisというカフェ。チェリーボンボンとやらを頼んだ。壁面を埋め尽くす半切りのチェリー。さらに生クリームも
甘すぎて気持ち悪くなる悪寒がしたが、チェリーそのものの甘さが主体で生クリームも甘さが控えめで私でも軽く平らげられるほど美味しかった。流石だ。これがアメリカで同等の見た目のものだったら加糖のきつさに5口ぐらい食べたらウンザリしていたに違いない。