高円寺の夜の雑踏と店ぶれを記録に残す-南口東側ガード下

高円寺駅南側を中野方面へガード下を歩く。あまり頻繁に歩かない路だ。いまいち、正確なことはわからないのだが、高円寺ビズを見てもこの通りに商店街の名称はない。該当する商店街の情報が皆無なので商店街不在の路なのかもしれない。

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あまり来ないのは駅前すぐの雑居ビルは大手チェーン店ばかりで、個性的な独立店が少ないのも理由かもしれない。これらに入るぐらいならば他に入りたい店が高円寺にはいくらでもある。唯一、触れるべきは廃墟居酒屋か。

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黄色看板の店は7月5日オープンだそうです。いや、目をこすったね。もう2店舗目を高円寺南側に作るのか、と思ってしまった。モンテローザグループと聞いていろいろ納得。春日部店に次ぐグループ2店目だそうだが、なぜ高円寺なのだろう。しかも副菜にコーンを盛り付けたおろしハンバーグだとか、イキナリステーキというよりはガストと競合しているような品揃え。

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以前に何の店があったのか思い出せない。新しいお店はアボガド尽くしの店なようで、大資本のチェーン店らしさのない手作り感の強い外観に好感は持てる。ヘルシーそうだし一度は試してみたい。

 

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あづま通り商店街から駅南側に移転して「キッチン南海」はどうだろうか。あまり馴染んだ感が無い。庶民的な安くて量の多い定食屋はむしろエトワール通りやルックに移転したほうが似合いそうだが、こちらの方が絶対的な客足は多いのだろうか。

 

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「ORIENTAL FIRE CHICKEN」は強固な常連客に支えられている様子。数度行ったが、店主の親戚かと思うほどに客と店主の距離感が近い。

 

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ここも行ってみたいと思いながら行けていないバー。

 

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1店舗ぐらい、新しく変わっているだけならばさほど驚かないのだが、先程の「Avocado Egg」に続いてこの「タラレバ高円寺堂」、さらには隣のSMOKIN FISH」と新しい店が数十メートルの間に3店舗も生まれていて驚いた。

 

タラレバ高円寺堂は「鳥 旬菜 タラレバ」という鶏肉、レバーが売りの居酒屋でどうやらタラレバという名前は残しながら6月から業態変更新装開店したようだ。客単価が3,000から1,000円に落ちてもその方が儲かるのだろうか。鶏にしろラーメンにしろ、高円寺は激戦区には違いない。

 

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確か、ここには以前はサンドバックが置かれた焼肉店のような店が入っていたような。新しい店「SMOKIN FISH」はスパゲティが売りのお店だそうで、どうやら大手資本ではなく個人経営。ライブもやるし、音楽の邪魔になるから演奏中は食事提供しないし、イベント準備のために金曜日も日曜ランチも休業するという尖った店。こういう店が残っていく街であって欲しい。もう1店、行きたい店リストに追加。

https://www.instagram.com/smokingfish_tokyo/?hl=ja

 

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おじさんの台所。ターゲットとして指名されているのにまだ行けていない。

 

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ガード下の照明も少なくなり薄暗くなってきたところの路地にある「自由人酒場」。パクチーラーメンが美味しかった。なかなか愛されて長い店。看板商品はキーマカレーらしいのだが、違うものを食べてる客ばかり。

 

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地下にハードロックバーがあるらしい。何度も前を通ったのに今まで気付かなかった。看板を見ても、コカコーラのロゴしか目に入らなかったからか。

 

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この先にはエンジンという落ち着いた店があり、美味い熟成肉を出してくれる。鹿肉が食べたくなったらここ。

 

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ORIENTAL FIRE CHICKENの隣、裏路地側に回るとこの不思議な建物がある。社会に、国家に、文明にあれこれ提言している。私には難しくて理解できなかったが、何やら名案が眠っているような気もする。

 

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「きびや」はなんと21周年。

 

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真白なシャツに黒いエプロン。女給も黒髪で男は後ろに髪を撫で付けてキリリ。100種類のコーヒーもいいんだけど、この店に来ると苦いコーヒーゼリーを食べてしまう。

 

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なんか知らんがこの店では面接をしている人をよく見かける。喫煙可の喫茶店なのでなかなか足を運び入れにくいのだが、喫煙者のいなさそうな隙間にふらりと入りたくなる。

 

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しばらく来ない間に3店舗も変わっていてびっくり。もしかしたら、住宅街への移動経路としては交通量の少ない路の割に駅には近くて経営が安定しにくい路なのではないだろうか。