石膏型作りも終盤に。ゴーラム鉢も絵付けが進む。

3週間ぶりの作陶。

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先生が来られるまで、ゴーラム植え替え用の鉢に絵付けした。多肉植物を植えるのに全く植生の異なるシダを描くのはどうなのかよくわからない。単にフリーハンドで描きやすそうだというだけかもしれない。

 

鬼板で描いた上に、黒マットで描く。恐らく、黒マットは色がつく程度なので釉薬として発色せずに飛んでしまうと予想している。飛んで跡が焦げたら狙い通り。


鬼板、釉薬の焦げ、マンガン窯変釉の黒鈍色が三色の濃淡として出てくれたら面白いのではないか。全体に1号透明釉薬で描けることも考えたが、滲んであの輪郭が流れて台無しになる可能性が高いように思えた。内側も施釉して縁の薄さ、脆さを補うようにしたい。

 

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反対側には新芽を描いた。羊歯、蕨が混ざっている。

 

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さらに撥水剤で縁取ってどぶ漬けしてマンガン窯変釉あたりを載せたいと思う。厚めに掛けないと気持ちの悪い緑色に発色するので気をつけないといけない。

 

蜻蛉か何かを飛ばそう、茂みの裏から鹿を覗かせよう、なんて思っていたのに気づいたら塗り潰してしまっていた。仕方ない。

 

 

次回にどぶ漬けして、10月までには焼きあがるだろうか。まあ、成長期前の植え替えにはギリギリかもしれない。

 

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カリ石鹸を塗って4部品の最後の石膏型作り。

 

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鼻先が下、注ぎ口が頚椎。この中に泥漿を注ぎ込んだら頭蓋骨の型が取れるはず。注ぎ口の型も必要なのは、泥漿が石膏に吸収されて嵩が減った際に泥漿が補充されるようにしないといけない。その泥漿を上に蓄えるためにも、4部品目の蓋となるべき部品が必要となる。

 

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石膏は粉の多さでも加える水加減でもかき混ぜる回数でも強度が変わってくる。鋳込みの型は吸収性を高めるために水分量を多く、かき混ぜ過ぎないように作るそうな。

 

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次回、型を無事に四分割できるか楽しみだ。泥漿は数個分をまとめて作ってバケツに保管しておくと効率が良いらしい。

 

 

 

丸一日、轆轤を回したい。酒器、高足付きの鉢も作りたい。母の誕生日に間に合わせたい菊練り鉢も、常盤忍の鉢も、釉掛け作業待ちだったはず。10月には還元焼成で窯を回す予定らしいので、何がしか鬼板で絵付けして1号透明釉を施釉したい。とにかく、作業時間がない。

 

 

6月7日 70kg

8月12日 65.8kg

2ヶ月で4.2kg減は悪くない。この夏中にもう3kgぐらい痩せておきたいところ。そうすれば9月から12月の秋の味覚の季節でもそんなストイックにやらずとも月に1kgぐらいのペースで体重を落とせる気がする。