夏犬と迷彩と向日葵と

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ああ、また踏むかと思った。本当に心臓に悪い。

 

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背中の肉付きも少し豊かになって平らな床に仰向けになっても背骨が落ち着くようになったのかね。腹を広げて風に当たるのが一番涼しい様子。

 

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チラ見。

 

 誘ってるのか。腹を撫でることを。撫でてやろうじゃないか。

 

 

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外はうだるような暑さ。可能な限りエアコンを使わない主義で寝室にもエアコンはつけていないのだが、寝苦しくてどうしようもない日がある。そんな日が例年になく増えたように思う。

 

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中央の大部分の面積を占めるのは埋めつくすほどの種で、縁取るように花弁のつく向日葵。眺めれば眺めるほどアンバランスな形をしているように思える。

 

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赤茶色に日輪の入った向日葵。焼きついたような花弁の色。向日葵から熱を発してるのではないかとすら思う。

  

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暑い。今日を乗り切れば月末まで夏休みだ。会社のメールも電話も謝絶して、パーっと気晴らししたい。


子供が朝の6時前に起きて喧嘩をする。どちらが先にトイレに行くかとか、プラレールの線路の繋げ方だとか、ありとあらゆる些細なことで喧嘩をする。長男がピアノを弾けば、次男はいっしょに鍵盤を押してそれが邪魔をして、これまた喧嘩になる。一緒に行動しなければ喧嘩にはならない。同時に同じことをするから喧嘩になる。それぞれが勝手バラバラに一人遊びをしていたら喧嘩にはならない。そういう意味では仲が良いから喧嘩になるとも言える。


大人の世界はどうか。近すぎる隣接国家間で大抵は諍いがある。通勤電車にしろ職場にしろ、過密だと諍いが増える。しかし仲が良いからの喧嘩ではないのだよね。思うに人間はある程度の「疎」というか距離がある上で最も良好にまわる社会性を持っていて、今の都会社会は物理的に「密」すぎるくせに心理的には「疎」すぎるアンバランスなのではないか。


行きつけの看板の無いバーで酒を飲みながら、バーのマスターとマスターの彼女さんと様々な話題を飛び歩きながら、今度、皆でやきとん屋に行きましょう、と話が盛り上がった。仕事としてどんな客の話にも付き合う店主と単なる売上を上げる客を超えた一歩踏み込んだ関係性、しかし不必要に互いの素性やプライベートに踏み込みすぎないお互いの節制。そのバランスが絶妙に取られていると快適だし楽しく繋がれる。