作陶経過備忘録 立花盤、酒器、蓋物鉢

もろもろの諸事情で9月下旬まで作陶できないことがわかった。紛失しないうちに前回の作業記録をしておこうかと思う。

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活花を趣味とする母の為になんとはなしに作り始めてみた。内側にきちんと施釉して水漏れしないようにし、中に剣山を置けるように。

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単なる点対称な円盤では面白くないので、部分的に土で加飾した。

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マンガン窯変釉か柿渋釉あたりで暗めに滋味のある風合いにしたい。あまり厚がけすると凹凸が潰れてしまうので、薄がけで綺麗に発色する釉薬を選ばないといけない。


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酒器をいくつか。三本足の食前酒器。足先も補強の為に丸々と施釉した方が良さそうだ。レイヤー状に数種類の釉薬を帯状に掛けて重なりや混ざりの発色変化を楽しみたい。


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水挽きした際に爪跡で遊んだぐい呑。

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高台はカンナでザクザクと削った。焼き上がりが今から楽しみな作品。


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掌への馴染みを考えると、こういう形状も良い。平凡にならないよう、どう施釉で遊ぶかが課題。


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こちらはシンプルな形状。呉須で絵付けしてみようかと思う。呉須の焦げに挑戦したい。


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最後は多肉植物鉢。蓋物に上下に穴を開けてある。

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地面から生えているような擬似ジオラマ的な鉢になればと思う。

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