御代が変わって平成から令和へ。
高円寺の天祖神社へ参拝しにいった。天壌無窮。息子の世が平和でありますように。
ここ最近、人生は退屈と諦めと虚しさとの戦いなのではないかと暗くなっていた。ラジオで昭和天皇の象徴天皇としての模索や苦労、さらに上皇の発展的模索の苦悩や批判などを聞きながら、なぜか以前にテレビで聞いた麻生太郎氏の言葉を思い出した。
「人間が生きていくうえで大事なことは、朝、希望を持って目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝と共に眠る。この気持ちだと思います。」
簡潔にして希望に溢れた言葉。案外、心を健やかに暮らしていくために必要なことはこれに尽きるのかもしれない。
これまでの歴史上のどの時代よりも便利で自由で可能性に溢れた時代に生きているのは間違いない。完璧からは程遠いしいくらでもケチはつけられるけれども、不平不満は環境要因ではなく自分に原因がある。もう少し意識して希望を持って汗を流すことに努めたい。
感謝を形に、行動にしていくということも課題。
右手は天皇陛下御即位三十年の平成の御朱印。左手は天皇陛下御即位御大典へと印も変わった令和元年五月一日の御朱印。さらに福の字、藤、鯉幟の金太郎飴に長寿祝いの陶器の亀まで頂いた。寺の字に特徴がよく出ているように丁寧で装飾的な字体で御朱印も面白いだけでなく、飴や御守りなども頂けるなんて嬉しい。
この日、明治神宮には御朱印に10時間待ちの列ができたのだそうだ。