9月の多肉植物の陣営配置見取図

9月中旬の日照条件の記録を踏まえて、最適な多肉植物の配置を検討してみた。やはり、同一属をまとめて置くのが理にかなっている。

 

植生に合わせながらもサイズに合わせて目一杯春秋の陽光を浴びられる配置が完成した。あとは水遣りさえしくじらなければ、存分に育ってもらうだけだ。

 

しかも、収集した鉢数が増えると前後座右に触れ合わんばかりにギュウギュウに詰めて並べてしまいがちなのを、少なくとも最上段、上段と中段には鉢の形状も見て楽しめる余裕をもって並べられたのが嬉しい。えもしれぬ達成感。

 

前陣最上段前列

雨が吹き込まず、通風が良いが水遣りがしづらい棚。春秋の陽にできるだけ長く当てたい品種、かつとりわけ乾燥に強い品種。背丈の低いもの。

マミラリア群。白星。

オプンチア群。白桃扇、金烏帽子、金太郎。

コチレドン群。熊童子

フォーカリア群。四海波。

ユーフォルビア群。虹彩閣。

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まだ後列に余裕あり。

前陣最上段後列

雨が吹き込まず、通風も良いが直射日光は当たらない。乾燥に強く明るい日陰を好む株に最適。

硬葉ハオルチア群。十二の巻、瑠璃殿。

クラッスラ群。緑蛇、緑塔、ロゲルシー、青鎖竜。

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前陣上段前列

雨が吹き込まず、通風と日照が最良の棚。春秋の陽にできるだけ長く当てたい品種で背丈が中程度のもの。

カランコエ群。仙人の舞。金の卵。

アロエ群。帝王錦。

オプンチア群。姫将軍。

アストロフィツム群。般若、四角恩塚鸞鳳玉。

サボテン ケレウス群。金獅子、ベルヴィアヌス。

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前陣上段後列

雨が吹き込まず、直射日光も当たらないが明るい環境。見上げる高さにあるので窓植物に最適だと判明。

軟葉ハオルチア群。雫石、青雲の舞。

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前陣中段前列

日照条件は最良だが風を伴う雨は吹き込む棚。縦に70cmほど空間がある。春秋の陽にできるだけ長く当てたい株、さらには雨晒しを厭わない株、背丈が高い株。

パキポディウム群。デンシフローラム

アデニウム群。砂漠の薔薇。

コチレドン。紅覆輪。

 ユーフォルビア群。蘇鉄麒麟

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大鉢の隙間に小鉢を詰め込みたくなるのを自制して鉢の横姿も見られるように「飾れた」のが嬉しい。ビュッフェを腹八分目で食べ終われるような自律した大人に近づけた気がする。こうなると、早く亜竜木はプラ鉢から自作鉢に植え替えたくなる。

前陣中段後列

希望丸、刈穂玉、亜竜木、カランコエ ファングは丈が長い為に置いているが、雨が掛からず日照の良い場所に移す必要がある。

 

前陣下段前列

春秋の陽にできるだけ長く当てたい株のうち小型で小さな鉢。

セネチオ群。マサイの矢尻、銀月。

オスクラリア群。琴爪菊。

ステノカクタス群。縮玉。

マミラリア群。明日香姫。

エケベリア群。ハムシー、ロゲルシー、花うらら、美尼王妃晃。

 

前陣下段後列

夏の真上からの直射日光は当たらず、春秋の斜めからの陽射しは当たる。

アロエ群。帝王錦。

ユーフォルビア群。白樺麒麟

 

中陣中央

マミラリア  月世界、銀手毬。

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中陣右翼

雨の吹き込まない、かつ朝から昼過ぎまで陽が当たる棚。強風に晒されない。虫鉢など安定の悪い鉢。

エスポストア群。老楽。

ツルビニカルプス群。ミニマ。

クラッスラ 緑塔、緑蛇、宇宙の木。

 

 

 

アエオニウムは典型的冬型。夏は休眠。中陣。

 

内陣

雨の吹き込まない天井からの吊り下げ空間。直射日光は当たらず、通風は良好。紐状に垂れ下がる多肉植物に最適。

リプサリス群。ピロカーパレフグレン、バッシフェラ。

セネキオ群。ルビーネックレス。

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現在、67鉢。鉢と鉢の間に十分に空間を開けながら置くにはバルコニー全体の容量は最大100鉢程度だと思われる。増床したことでさらに23鉢は増やせる。耐陰性のある鉢ならばさらに10鉢はバルコニー内に加えられそうだ。100鉢を超えないように入れ替えながら管理していきたい。

 

一見、パキポディウムアデニウムなど雨晒しできる大型株を増やせそうだが、寒さに弱い彼らを室内に取り込むスペースがない。もう、この系統は増やさないように自制したい。

 

雨晒しにもでき、冬に屋外越冬できる種類としてはエケベリアなどを下段にもう10鉢ほど増やせそうだ。アロエ鬼切丸も欲しい。

 

日陰の耐陰性のある硬葉ハオルチアを最上段後に6鉢ほど増やせる。ガステリアの臥牛も加えたい。

 

上段後列にも軟葉ハオルチアを4鉢ほど増やせる。万象、玉扇、コンプトニアナなどが欲しい。光玉など非ハオルチアの窓植物も可。