子供が相次いで熱を出した。そんなわけで土曜日は家でディカプリオ主演の「ウルフオブウォールストリート」を観ながら、2019年の学びを振り返ってみる。
眼と鼻が黒い丸三点。不思議なイキモノ。
1.体は確実に老いる。ある頃、加速度的に。
夏頃、首を痛めてしばらくリハビリした。昨年、減らした体重はいつの間にか戻っていた。体が重く、疲労回復は遅くなった。健康診断のA項目は減った。真剣に健康管理をしないといけないと悟った。もっと食べる量を減らし、高プリン体の食べ物と酒も減らさなければ。
2.全ての人に善性を期待してはいけない。
高い役職にあるもの、年長者、人の親。それら属性は別に人格が磨かれることを保証しない。まともであることを期待してはいけない。9割8分は真っ当な人だけれども、自分本位で人を理不尽に罵倒しても傷つけても無頓着な人もいることを目の当たりにした。自分や家族を守る為にも油断してはいけないことを学んだ。
撫でろー、ほらほら。ここだ、ここだ。
3.作品が売れて初めて何の為に作陶しているかを学べた。
作品が7500円から2万円で私を知らない人に売れたのがとても嬉しかった。だからといって、売れそうな作品を作ったら趣味が趣味ではなくなるし、私の場合は陶芸から創造性と癒しと遊び心が失われると実感できた。陶芸職人として稼ぎたいわけではない。ちなみに鹿や多肉植物を引き立てる鉢は欲しがられるが、虫や骨は人気がない。何が好かれようが、自分の作りたい物を作っていくべきだと学んだ。
シリコンカーバイド の溶岩効果でもう少し遊びたい。白はマグネシヤマットが秀逸。
4.暇ほどしんどいことはない。
自分が務められる役割があるということはとても重要だ。暇ほどしんどいことはない。のんびりした老後なんて死にたくなるだろうとの感触を得た。老後もピンピンコロリを目指して忙しくやりたいことに溢れた日々を送ることが幸せかもしれない。
5.子供のことを全て知ってるわけではない。
長男の胆力が予想以上だった。長男はビビリだと思っていたが、大人でも怖い上海ディズニーランドのトロンというローラーコースターの先頭に乗って平然としていた。比較的近くで観てこられたから子供達のことはわかっているようで、知らない側面を発見することもある。
培養箱に放り込んだ新玉つづりが2ヶ月経ってボコボコと芽吹き出した。
6.やっぱり古い日本建築が好き
木造四階建ての温泉旅館「金具屋」の宮大工が遊び心を存分に発揮した建築。所沢古民家の五右衛門風呂に竈で炊く羽釜御飯。こういうのがやはり自分は好きらしい。
7.家族のお祝いにはケーキは果物盛り沢山の手作り作り立てが美味しい。
シャインマスカットと洋梨を挟むのが美味しい。汁っぽい果物も果汁がスポンジに染み込んで美味。クリスマスケーキに使える旬の果物は何だろうか。蜜柑、橙、金柑、キウイ、干柿。。。どの組み合わせが良いだろう。
このエケベリアは成長が早い。
8.専門国立大学の学園祭が楽しい
東京藝術大学は毎年満足度が高い。東京海洋大学に初めて行ったがここも個性的で魅力的。
9.アリババのデジタル化は驚嘆
社会へのデジタルの浸透度は予想を超えており、驚異と危機感を感じた。アリババクラウド社員の漲る自信と流暢な英語でのコミュニケーション。勢いが違う。
水槽陶芸というこれら3つの円が重なる趣味領域に大いなる可能性を感じる。植物を育てている人にメダカや金魚など生き物を育てるのが好きな人は多いし、水槽に陶器で流木だけに留まらない世界観を出せたら楽しい。愛好者はきっといるはず。あと、緋ドジョウがかわいい。
11.ミニトマト栽培
成績としてはポット植え、寝かせ植え、マルチングで育てるのが我が家の環境には合っていた。品種「ルビーノ」が虫も付かず、甘くて美味しく、収穫量もダントツだった。来年は「アイコ」「高糖度ミニトマト」、「失敗しないミニトマト」はやめて他の新しい品種と「高糖度ミニトマト」でいこう。
12.良かった美術館
自然狩猟博物館、セーブル陶器博物館。
13.新発見のマリアージュ
Brillat Savarin Fraisというフレッシュクリームチーズに山椒、山形政宗のような吟醸香の際立つ純米酒。
14.外国の良いところ様々
- 中国はドローンが圧倒的に安い
- 上海のロストヘブン美味しい
- ベトナム産カカオ豆は掘り出し物
- ホイアンはフォトジェニック
- Rehahnというフランス人写真家のポートレートがすばらしくみりょくてき
- ソウルはインサドン
- パールシー料理がうまい
- シャノンソー城のすぐにでも住めそうに家具や調度品を揃えている様子と花のアレンジメントが秀逸