帰途に吸い込まれる危険な新店飲み屋「ニコロク」

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2月にオープンしたばかりの東高円寺の居酒屋「ニコロク」。新宿にあるお店の2号店だそうで、オーナーも店長もグローバルダイニングという飲食店グループで長らく働いていたそうだ。アニメ「君の名は」で主人公のバイト先として描かれる新宿御苑にある「ラボエム」や「モンスーンカフェ」など46店を経営し、コロナ禍での営業時間短縮要請の不当性を訴えて違法判決を勝ち取った会社だ。

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盛り合わせ3種。よだれ鶏梅水晶、ポテサラ。美味いぞ。特によだれ鶏のジューシーで膨らみのある肉質が素晴らしい。もう、この時点でこの店はリピートする確信。
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塩麹唐揚げは少し塩気が強いかな。居酒屋の酒を進ませる味だ。熱々、本当に熱々で出されるのが嬉しい。
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イクラミニ丼。間違いのないやつ。

少し派手な居酒屋メニューばかり頼んでしまったがおでんや刺身などあっさりしたメニューもある。
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嬉しいことに選りすぐりの日本酒を置いてくれている。

 

店長の男性も陽気な方で、店舗も綺麗で気持ちよく飲める。この価格帯と味ならば誰も文句は言うまい、という値段設定も良い。しかも25時まで営業、基本年中無休だという。

 

仕事が終わるのが遅くなってしまっても終電を気にせず遅い夕食を食べられる危険な店ができてしまった。

INSECT PORT

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昨年7月にも催された蟲生体と標本のポップアップストア「INSECT PORT」の第二回が高円寺で催されていた。
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先行入場券が配られ、11時の開場20分前から30人以上が行列していた。恐るべし、蟲人気。
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@insectport_tokyo

@pseudochalcotheapomacea

@ginp_o

@c.sycophanta

@ct817815

@kati.6464
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交尾中のヤンマの動態標本。大作だ。

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壮観な宝石箱。ゴライアスも欲しいけれど我慢。キリがなくなる。

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そして我が家の青虫蒐集品箱に戦利品を収めた。
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今回、買いたかったのはホウセキゾウムシ。こうして横から見ると形状は様々で高さがあり丸みを帯びたものや平べったいもの、様々。口吻の形もしかり。

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柔らかい日差しの元で。もう神のイタズラとしか思えない水玉模様に網模様のラメ入り。
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素晴らしいゾウムシ標本を入手できて嬉しい。ありがたい作陶参考資料になる。

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主催のセルヴォランさんが「陶蟲夏草」を認識してくださっており、作品作り頑張ってくださいと声がけくださったのが嬉しかった。

 

6/18鉢 造形完了

4月から7月まで開催のウサギノネドコ東京店の「もしも博物展」に向けた制作。

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赤4号土の轆轤挽きに苦戦した。工房の先生曰く赤土はやはりコシが弱いので他の土と混ぜて使うことを推奨することが多いそうだ。薄く挽くのは難しくとも、求めるテクスチャーのためには使いたい。
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削り、底をつけ、三本足をつけて土台となる鉢が18個できた。あとは陶蟲を作って穴を開けて鉢に搭載していくだけだ。とはいえその道のりが長い。

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「もしも博物展」用の三葉虫冬虫夏草が生えたらという空想鉢。
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多脚がダンゴムシ的だと思う。ダンゴムシを作り慣れているので比較的作りやすかった。三葉虫にも様々な種類がいるのでもう少しあれこれ作ってみても良いかもしれない。
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再び作ったミカヅキツノゼミ

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ツノゼミは本当に多種多様な姿形状をしていて作るのが楽しい。今回の改善点としては脚の太さ。
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そして再挑戦のヨツコブツノゼミ。本来の魅力を出す為にヨツコブのツノの軸を細く作った。
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素焼きと本焼成に耐えられるか甚だ不安ではある。
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重力に負けて垂れてしまう懸念は強い。そして仮に無事完成したとしてもあまりに破損しやすそう。どうやって店に運び、どうやって持ち帰って貰えば良いのだろう。梱包も考えないとな。
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大きな上半身だけのダンゴムシ。土台の鉢を変形させたが、変形させない方が良かっただろうか。
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少しグソクムシっぽさもある気がする。なかなか完成が楽しみな鉢。
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スタンダードなダンゴムシ鉢も忘れずに。手元に良品を残したいと思いつつ、手元に残っていないので今回、少し多めに作りたい。
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下腹部を植え込み穴にして上体で繊細に脚を作り込んで世界観を出すのがバランスが良いと理解できてきた。
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こちらも空想冬虫夏草の異常巻きアンモナイト。敢えて通常のアンモナイトではなく異常巻きを選んでみたかった。名前は異常巻きではあるが、実際には変異体や異常ではなかったそうだ。
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きちんと最後まで巻かれていないアンモナイトとして生まれた個体はどんな気分だったのだろうか。動きづらいと感じたのか。なんとも不思議な生物だったと思う。
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自分ならではの釉薬の調合に成功して、石膏型や轆轤で作った器を量産するほうが楽なのだとは思う。しかしそういう器を作っている作家さんはもう世の中に大勢いる。

 

自分が欲しい、世にないものを作ろう。例え非効率の塊でしかなくとも。
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三重の植物と植木鉢天国「HACHI8」

 

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昨年1月に三重県四日市に開業し1周年を迎えた植木鉢と塊根多肉植物専門店HACHI8。JR四日市駅から徒歩6分ほどの距離にある3階建丸ごとが店だ。
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カフェカウンターがある。ブラックコーヒー500円。付き添いの方が飽きてきた際に寛いでもらう目的だそうだ。かなりの植物愛好家のお客さんとそこまでではない同伴のお客さんが連れ立ってくることはあるだろうから良いアイデア
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2階には多彩な作家モノの植木鉢が並ぶ。5000円ほどのものから薪窯で焼かれた自然釉の植木鉢13万円なんてものまである。2〜3万円台の鉢がこれだけ並んでいる店も少ないのではないか。
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園芸店には見かけない個性的な鉢が多い。
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愛嬌がある。

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トゲトゲイボイボ。
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こんな釉薬の綺麗な鉢も。
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金を多用した派手な鉢。
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そして特徴的なのがこのソファのある植木鉢と記念写真を撮れる応接セット。
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なんとGUCCI純正のソファ。特注7桁円のシロモノだろうね。
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蜂とハート柄。蜂と鉢をかけていたりするのだろうか。

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3階は多肉植物塊根植物の販売フロアだった。栽培用のLED照明がたくさん吊られた棚が並ぶ。
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アガベも鋸状の禾が美しい大株が並ぶ。
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品種名を忘れてしまったが赤紫の妖艶なサボテン。
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3階で好みの株を見つけて2階の作家鉢で好みの組み合わせで植え付け持ち帰ることができる。植木鉢と多肉植物マニアにはたまらない店だ。
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珍奇植物だらけで眺めていて楽しい。
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立派なブーファン。
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5,000,000円の綴化巨大サボテン。バケモノ株だ。
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必ずしも珍しい品種でなくとも、個性的な株姿をしているものも多い。
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とても希少な株もある。
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幅広いマニアの巨大な欲を見たそうとする意気込みを感じる尖った店だ。

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こだわりのウン万円もするとっておきの植物に合わせたい唯一無二の個性的な植木鉢を揃えたいという熱意を感じた。

 

そんなわけでウケるかはさておき、個性的な陶蟲夏草鉢も置かせてもらうことにした。汎用種のとても個性的な樹形の株に合わせて欲しい。大きめな植物の迫力に負けない植木鉢を作ろう。

再現名古屋城本丸御殿

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姫路城と合わせて国宝第一号となった名古屋城は豊富に写真等の資料が残されており、米軍による空襲で消失した本丸御殿の忠実な再現の助けとなったそうだ。

 

軍国主義から解放し民主化してくれたアメリカには感謝しつつ、無差別空爆をし貴重な文化財の多くを破壊したアメリカの戦争犯罪っぷりもそれはそれとして批判し続けても良いのではないかと思ったりもする。
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大阪の豊臣家への東進への備えとして徳川家康加藤清正に命じて築城した名古屋城。もう戦国時代は終わったのだと、世の中は徳川のものだと、出遅れた者らはもう諦めろと言わんばかりの威容。
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その普請したばかりの輝かしい様と限りなく近いものを私たちは見られているのかもしれない。
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何か粗相をしたら首が飛ぶかもしれない緊張感を持ってごく限られた者だけが通された空間。
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立派な御殿の一部だけではなく本丸御殿を丸ごと再建したのは凄い。既に見た光景のようでいて襖絵は確かに異なる。
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見る者を屈服させ、圧倒させるための過剰。
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この薄暗がりの中で鈍色に輝く金色の妖しさよ。
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二条城でも思ったのだが、調度品を少しは置いてくれないものか。座布団や脇息、宴の膳や寝具など部屋ごとの用途に合わせて当時の使われ方が想像しやすい調度品も合わせて展示してはくれないものか。
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虎と豹の踊る間。
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光る竹の青さが印象的だった。
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本丸御殿の再現に公金を費やしすぎたか。名古屋城は老朽化して立ち入り禁止になって久しい。
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登れなくなっていた名古屋城

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息子を連れて日帰りで四日市と名古屋へ。前回、名古屋に来たのはまだ子供の生まれていない夫婦時代。車で京都から来てひつまぶしを食べて帰ったっけ。

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登れた天守閣は老朽化で閉鎖されていた。名古屋は河村何某が政治をかき回していて名古屋城も補修するわけでも木造で再建するわけでもなく迷走している。指導者が方向性を定められないと観光資源も活かされない。

 

大阪、京都に比べて名古屋は新幹線の通過地になってしまっている。寂しい限りだ。

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思えば、ゆるキャラひこにゃん」を彦根に取られたのも不甲斐ない。観光政策の失策、マーケティングの敗北だと思う。「ひこにゃん」より「なごにゃん」のほうが語感がゆるキャラ向きだし、名古屋の人の方が「みゃーみゃー」言ってるだろうから名古屋の人も昔の「ひこにゃん」ブームを傍観しながらうちらのほうが「にゃん」は似合うと思ってたのではないか。
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金ピカ、派手、けばいというスタイルが暗黙の了解で足並み揃っているのも面白い。

 

いろいろと勿体無いよな、名古屋。ジブリパークもレゴランドも活かしきれていない印象。
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東高円寺の駅地下「スピエディーニ・バール・ソラリア」

 

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なんと東高円寺駅の地下にオシャレなイタリアンバルができていた。ワインはグラスで700〜1000円ほどだったか。

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鹿児島産カボチャのクリームスープ
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モツのトマト煮。

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蝦夷鹿のポルペッティー

宮城産のヒイカ

北海道産水蛸とキタアカリ

 

お腹いっぱいに食べると5000円は超える価格設定なので通勤帰りに頻繁に立ち寄れる気やすさはない。

 

どれも美味しい。価格帯は高め。雰囲気と味は一致しているが、荻窪方面から降りたプラットホームから登る途中にある。殆どの通勤客は新宿方面から降りたプラットホームから上がるだろうから逆なのだよな。

店名も覚えにくい。一回訪れただけのお客さんがすらすらと店名を復唱することは難しいだろうし、聞いた人が正しく覚えて後で検索して調べるのも難しいのではないだろうか。

 

欧州でも銀座でも修行されていた方のようなので立地も価格も店名も全て受け入れた上で勝算を見出して挑んだのだろうから見守るのみだ。穴場名店となって残るのか、やはり立地が。。となって移転するのか。