意匠
灰色に鮮やかなピンク。古めかしいバロック時代の貴族資料や宗教美術の展示なのだが、今時の色彩感覚。 自分の部屋もこんな風に色で遊んでみたい。やるならばグレーに鮮やかなトルコ青だな。で、観葉植物を置きまくる、と。
フィリピンに行く前に日本で使っていた320万画素のカメラ付き携帯電話が出てきた。懐かしさを感じながら別れる。 携帯電話に準一眼レフのカメラ性能が備わったらカメラなど持ち歩かなくなるだろうな。最近はめっきりカメラを持ち歩かなくなった。iPhoneでも…
熱帯の中の冷たさ。天然のトルコ青というかティファニーブルーというかロビンエッグブルーというか。 翡翠蔓が古くから知られていたら翡翠蔓色のような名称が生まれていたと思う。この冷気は他の類似色には無いと思うのだよ。
背中で固定され支えられているので二足歩行ロボットの体裁をとる意味は無い。足の関節なんかもそれらしく作られているが手と口しか動かないから単なる装飾だ。トヨタはホンダのアシモほどに人型ロボットには力を入れてないらしい。 10本の人間の指という制約…
大人の社会科見学でトヨタの工場へ。これぞロボテックスの粋を集めた日本の工場。見せられても真似られない技術集積の厚みを見せつけられた気がした。無論、ここは撮影禁止。 観光客向けのミュージアムへ。なるほど。次世代車はまるで走るソファ。 考えてみ…
湯之山温泉に近い菰野の片岡温泉。加水・加温・循環・添加物一切無しの源泉100%かけ流しの風呂が楽しめるのだが風呂場や周辺設備のデザインが惚れ惚れするほど洗練されている。それが宿泊5,500円。入浴のみは600円で利用でき、なんとも良心的。 風呂は大き…
ありそうでなかったが、外国であったもの。 蓋はアルミ缶のプルトップ、本体はペットボトル。清涼飲料水には最適ではなかろうか。麦酒もこれにしたら視覚訴求力は増すのではないだろうか。 ちなみに中国製ではなくマレーシアからの輸入品だった。
ボパールから南へ一時間走らせた田舎に遥か一万年の昔に人類の祖が暮らし、岩壁に狩猟絵図を遺した史蹟がある。 高さ17mの一番大きな岩洞の左手脇には角牛が描かれていた。 確かに迫り出した岩壁の下はロックシェルターと呼ぶに相応しく、雨風を凌ぐのに都合…
いかつい意匠ですな。前衛的な色使い。こういうのをかぶいていると評すのだろうか。伝統柄が全て地味で落ち着いているものだと思い込むのは大間違い。
栗御飯を炊きこんだ。正月に余った市販の甘栗を転用。自分で鬼皮を焦がして、剥いて炊きこんだ前回の栗御飯のような風味も感動も無し。鮮度で風味にここまで差が出るものなのか。甘栗の加味された甘さも重くていまいち。 他にもほうれん草の胡麻和え、丁字麩…
紅葉の比叡山に母と妻子と行く。今回、初めて横川まで足を伸ばした。 元三大師の厄除けの札と降魔の札を頂く。玄関に貼るものらしいが、しらん人が見たらこの家は悪魔崇拝でもしとるんじゃないかと勘違いするかもしれん。 冷蔵庫には愛宕の火伏せの札とファ…
重森三玲は勉強が全くといっていいほどからきし駄目だったらしい。画業を志すも帝都の芸術学校には絵の上手い奴は腐るほどいて、画業でも挫折した。 日本の美を探求することに舵を切り変え、活け花を学び、当時記録などなかった全国の寺社仏閣の庭園を記録し…
三宝院の普段入れない座敷で庭園を観ながら御薄を頂く。床には太閤が花見に使ったという総金箔の天目茶碗に秀吉に御伽衆として仕えた落語の始祖とされる曽呂利新左衛門の書のお軸。金蒔絵の施された棗には利休好みと説明がされていたが、侘び茶を旨とした利…
御室の仁和寺は御室桜という遅咲きの背丈の低い桜で有名な門跡寺院だが、その裏手の成就山の八十八箇所巡礼道はあまり知られていないようで足を運ぶ人は少ない。文政10(1827)年に仁和寺第二十九世門跡済仁法親王の願いから寺侍が四国八十八箇所霊場から土を…
金属はモノクロが映える。
なんだか質の良さそうな羊毛ブランケットが売っていた。これからの季節には不要だけれども、その肌触りに来冬に買いたいと思った次第。 マネキンというのかわからんが、フレームでできた頭。なんだか間の抜けた感が良い。
欲しい欲しい欲しい。ショウキさんが我が家の庇の下には必要だと思うのだよ。
この線があそこに繋がって。。。つまり2本いるわけだ。 祇園にて。
これでは揚羽蝶の顔が象蟲ですわ。実物より愛嬌があるといえばある。 祇園にて。
祇園を歩き回って見かけた正月飾り。意匠にも様々なバリエーションがある。 これなんて独創的で小粋ではなかろうか。吊った金具の上に松枝を半球上に置き、その上に紅白の餅花。 そして最後は小生の自宅玄関飾り。
1月3日に八坂神社で日本かるた院本院が主催する歌留多始めを観戦してきた。 まずは歌留多の奉納の儀から始まる。 そして案の定ここにも無数の退役兵達が最前線で速射砲を構えている。 いよいよ日本かるた院本院所属の「かるた姫」による代表戦が始まる。小倉…
京都伊勢丹の店内装飾。可愛らしくデフォルメされたものばかりでなく、こうして注視すればグロテスクなデザインのほうが好きだ。アニメのような絵本じゃなく、少し写実性と風刺性のある絵本のほうが何度も見返す魅力があるように。
八坂にて。
墨跡がなんだか良い感じ。これってタイやシンガポールで見かけるオーキッドだよな。違和感があまりない。 毘沙門堂にて。
知恩院を通り抜ける際に熱気を帯びた群衆に遭遇。群衆が二つに割れたかと思うと警備に守られるように舞妓さんが歩いてきた。舞妓さん撮影会なるものに遭遇したようだ。 舞妓さんよりも目を奪われたのが写真愛好家の数。階段に何列も並んで一斉射撃。数打ちゃ…
ここには二つの窓が並んでいる。左の丸窓は悟りの窓。右の四角い窓は迷いの窓。仏教的概念を窓の形で現しただけでその窓を覗けば悟れるわけでも迷うわけでもない。それはそうだな。ただ、丸窓が柔らかな印象を与え、景色を一層落ち着く形で見せてくれるのは…
字体がかっこいいとしか言いようが無い。 八坂神社にて。
伊勢神宮前のおはらい横丁でみかけた匙。こういう打って造ったような凸凹のついた匙がかっこよいと思うのだが。実際はステンレス製で一匙300円程度だった。ううむ。買っておけばよかったな。
瓢箪型の引き手。その丸みが指をかけやすそうで実用性も◎。 曼殊院にて
青海波の鈍色がかった青がなんともいえぬね。腰までのものと全面のものと、変化がつけられているのも絶妙。かっこええわあ 高山陣屋にて。 出前用だが泥棒にも似合いそうな二輪。 高山駅前路地の蕎麦屋にて。 ラムネの玉。入っていた飲料の清涼感そのままに。…