植物

親子協作鉢 X フォーカリア「荒波」

息子が成形した植木鉢を削って軽量化し施釉して仕上げた親子競作鉢。そこにはフォーカリア「荒波」を植えた。締まった硬い閉じた葉が開く直前の姿は怪物の口さながら。白い石がしっくりとこない。葉を引き立たせるには背景は黒の方が良いように思う。これも…

歯車鉢 X ユーフォルビア「プセウドカクタス・リットニアーナ

三枚の歯車が組み合わさった鉢。そこにはユーフォルビア「プセウドカクタス・リットニアーナ」を植え込んでみた。プセウドカクタスが属名のように聞こえて紛らわしいが、カクタス(=サボテン)というわけではなく、多肉植物のユーフォルビア属だから紛らわし…

触手鉢 X ユーフォルビア「白樺麒麟」

植えて直ぐに思った。何か違う。ネット検索しても、この株のように枝が暴れ放題な白樺麒麟は見かけない。ただでさえ、枝ぶりが騒々しくて煩いのに、これまた触手がうるさい鉢に植えてしまった。根腐れしやすいというこの白樺麒麟は水穴の空いていない鉢に3年…

沓型鉢 X ガステリア「ピランシー」

長いこと窯出ししてから部屋の片隅に放置されていたひしゃげた沓型鉢を突如、思い出して引っ張り出してきた。おまえさん、出番が来たぞ、待たせたね。この細長い形状はピランシーの形状と幅寸法にちょうど良い。下の空いたスペースから水を注ぎやすいのも良…

陶蟲夏草鉢 X 唐辛子

唐辛子は陽に当たっても褪色しづらく、窓辺を鮮やかに飾ってくれている。自画自賛の何物でも無いのだけれども、どこかの店でこの唐辛子のささった陶器鉢が売られていたら、これなら買いたいと思うかもしれないと思った。私の趣味嗜好にど真ん中だ、と。まあ…

今、欲しい主役感のあるサボテン:鬼面角親株

部屋の主役になりうる存在感のサボテンで欲しいものがある。幾度も幾度も胴切りされた増殖用の鬼面角の親木。断面が星形なのも面白い。ここを金とかメタリックブラックとかに塗ったらカッコ良さそうに思う。オザキフラワーパークで2万4千円の値段がついてい…

2020年、コロナ禍の紅葉

もう秋も深まってきた。今年はひたすらコロナに振り回されて過ぎ去っていく。それでも秋は秋。今年は猛暑の夏から、短期間で気温が落ちたので紅葉が美しかろうと思ったがそうでもない。鮮やかな赤にならずに褐色になってしまう。難しいものだ。多肉植物やサ…

多肉植物マニアの祭典「ビッグバザール」

工房に行く時間を削って、陶器植木鉢に植えるブツを物色しに年に数度の多肉植物愛好家の祭典「ビッグバザール」へと足を運んだ。 一般素人が参加できる販売会・オークションとしては最高峰なのではなかろうか。同一品種内でも良株を追い求めているような玄人…

陶虫夏草 X 野菜コラボ

ありがたいことに2週連続で日曜日は工房に来られた。工房の家庭菜園が全て刈り取られて処分されるところだったので、そのうちの捨てられる野菜で遊んでみた。どうだろう。唐辛子の朱色がなんとも鮮やかでハロウィンにも馴染むランタンのよう。団子虫を苗床に…

秋の朝顔

いつもブログを覗かせてもらっている方から、世界でも朝顔の色や形の豊富さは日本が随一というコメントを頂き、なんだか朝顔に目が止まるようになってしまった。実は朝顔は奈良時代に中国から伝わってきた外来種だそうで、700年の間にすっかり日本の文化にも…

秋の我が家の中の植物たち

そろそろ冬支度かね。 4月まで油断できない寒の戻りが続き、6月下旬からは梅雨。7から9月は蒸れやすく最も致死率の高い時期。11月からはもう防寒に気をつけ始めなければならない。そうなるとサボテンや多肉植物の成長期というのは短い。 遅々とした成長のじ…

益子の懐古趣味、古道具、珍しい植物備忘録

益子は昭和懐古趣味の人達にとっても魅力的な街なのだそうだ。 古い琺瑯看板もちらほら。熱心な収集家のいるジャンル。私には幼少の懐かしい記憶というには古すぎてどちらかというと映画の中やテーマパークで見るファンタジックな光景だけれども。 昔懐かし…

豆鹿頭骨鉢 X 唐印 半年後

やたらモノクロの似合う、豆鹿の頭骨鉢。これには「唐印」を植えてある。立派な花茎は朽ち、そのまま株も枯れてしまうのではないかと危惧していた。 しかし株元のあちらこちらから新葉が出てきた。頭骨の中でしっかりと根を張ってくれたのだろう。「死」から…

翠晃冠錦と琴糸丸の開花

ギムノカリキウム属の「翠晃冠錦」が8月と9月に3輪が2週間置きほどの間隔で咲いた備忘録。まだ幼苗のような大きさの株なのに、同じぐらい大きな花を咲かせる。 なるほど、これが花サボテンというやつか。これは嵌ってしまう愛好家が多いのもわかる。私はこれ…

蟬幼虫 陶虫夏草鉢 X ピンクッション

太陽のような。コロナのような。いや、わかっちゃいるけど鉢に対して大きすぎる。このまま乾かしきって、制作途中のウシアブ鉢に合わせたい。 300円で買った一株のピンクッション。この時点で2週間ほど乾かしているのだが、まだ40%程度の生乾きといったとこ…

大花潜 陶虫夏草鉢 X 七宝珠錦

3月の大花潜を模した陶虫夏草鉢に植えられた七宝珠錦。ようやく根付いて新芽が出始めていた頃の写真だ。 白い毛を全面に纏う「銀月」、球数珠状の「グリーンネックレス」、個性的な葉形の「マサイの矢尻」などセネシオ属は形状の個性がとても豊かだが、この…

10月の緑道

昨晩、路地裏で爺様がずっと空を見上げたまま動かなかったのは中秋の名月だったか。素晴らしい気候。湿度も下がり、瑞々しい薄い花弁が再び咲き乱れる季節。向日葵のような、椿のような厚ぼったい花が咲き乱れるのとはやはり風情は異なる。10月初旬の気持ち…

多肉植物を衝動買いしてしまった

買物はストレスを解消するという、時に抗えないお話。少し前は店外まで大行列していた中野駅前の島忠ホームセンター 。空いているようだったので立ち寄ってしまった。あきらかに目的地との移動経路から外れた寄り道。超希少ユーフォルビア「アブドゥルクリ」…

高円寺の紫陽花 六月

コロナ禍は収まらないまま六月に入ってしまった。ここまでの長期戦になるとは。なんという品種か、よう知らんけれども好きな形。額紫陽花で星のような形。白の中央が青というのも涼やかで好みだ。そう、お前が花なのだよな。周囲の鮮やかなガクではなく。青…

上腕骨肉鉢に枯草を神経接続端子に見立てて

道端にだれも見向きもされなくなった種の鞘がにょきにょきと群生していたので刈り取ってみた。 それをどういう気分で作ったのか思い出せない上腕骨肉鉢に植え込む。横から見るとまるで浮遊しているかのようにみえる鉢で、強度を考えると土を入れて多肉植物を…

DIY マイクロバイオーム天井作り 開始

DIYの次の計画。書斎の天井の一角を腸内フローラのようにしたいと思った。マイクロバイオーム天井と呼んでもよい。 参考写真: 佐賀のラズリ https://flower-style-lazuli.business.site/ 色とりどりのお花に囲まれて乙女な気分に浸りたいというわけでもない…

白サボテンの種蒔

過去に一度、マミラリア やエピテランサの実生に挑んだが全滅させてしまった。晩夏に植えたので十分に大きくなる前に冬となり、あまり暖房の使わない我が家では越冬できなかった。 そこで再度、挑戦することにした。「奈良多肉植物研究会」で売られている種…

超希少種アブデルクリ発見。多肉植物の全国的な人気の高まりを感じるホームセンターの品揃え

少し前のこと。中野のホームセンターに行った際にふらふらと園芸コーナーに引き込まれてしまった。そして見つけたのがこれ。インド洋の秘島アブデルクーリー島にしか自生しないというユーフォルビアの珍奇種、ユーフォルビア「アブデルクリ」。蝋というかワ…

白荒燭台鉢 X 「常盤忍」7年後の現在

hannarimango.hatenablog.com 2013年に造ったらしい。京都から東京に引っ越す直前、そして5年ほど陶芸から遠ざかる前の作品のようだ。つまりこの常盤忍は7年間ほど手元で育てていることになる。 成長が遅い。。。そりゃ、7年もたてばそれなりに伸びてきてい…

4月中旬の緑道 なぜ年を取ると花が好きになるのか説

在宅勤務が続くと毎日数時間の通勤時間がなくなり、かわりに朝や昼に近所を徘徊する時間が増える。週の大半を在宅勤務できるような社会を目指すべきかもな。それこそが働き方改革。 それにしても、年取ると植物や花を愛で始める爺さんが多いのはなぜなのだろ…

巨大鸞鳳玉柱姿鉢に多肉植物をたくさん植え込んで多肉タワマンを作ってみた

週末の外出自粛要請に従って作陶も自粛。気分転換の機会が失われていくのはしんどい。 昨年末に焼き上がった高さ45cmの巨大サボテン鉢は土を入れて植え込むと重くなって移動が困難になるので作陶展まで植え込まずにとっておくつもりだったが、作陶展も無くな…

蠅取蜘蛛鉢 X「ロゲルシー」

他に比べて随分と小さい鉢に乗った蠅取蜘蛛。 そして眼に異なる釉薬を塗り分けられた唯一の鉢。 家の中をピョンピョンと跳ねている可愛らしい奴。英語だとジャンピングスパイダー。コバエやら虫を食べてくれる益虫で人間に危害を加えることは皆無。 蠅を取る…

源五郎鉢 X「銘月」

遊泳毛のついた後肢の造形が決め手の源五郎。 斜め後方上に伸びた後肢は溶けて下がることなく焼き上がってくれた。 固い前翅の片方が開いてその隙間から植物が生えている仕様。 固い前翅の下にある後翅は省略。腹の段々と几帳面に表現してみた。 ちなみに横…

大花潜鉢 X「七宝珠錦」

ゴライアスオオハナムグリだとかのような東南アジアの大型の花潜の近縁種を作りたかった。 顔の釉薬が厚くてなぜか少しばかり豚のような顔になった。力強い鈎のついた前脚は雰囲気が出ているのではないか。天板に蟲の全長を収めるように作り始めたのだが、こ…

大雀蜂鉢 X「仙女の舞」

これまた半年近く、窯場に置かれていた大雀蜂鉢。オオスズメバチバチは声に出すと語感が悪い。 生きた大雀蜂は外で見かけただけで危機感を感じる。こちらを見ながらホバリングし、大顎をカチカチ鳴らされた日には冷や汗が出る。そんな凶悪、獰猛な大雀蜂の禍…