プロテア・ワラタに魅せられて

まだまだ世の中には知らない植物がたくさんある。渋谷園芸で初めて見たのがこのプロテア・ワラタ。かなり肉厚で乾いた花びらをしていてそのままドライになるのが容易に想像がつく。 しかしこの色よ。ショッキングピンクが混ざったような色をしている。これが…

なぜ知らなかったのか悔やむ「渋谷園芸」

植物好きの聖地「オザキフラワーパーク」は全くもって素晴らしいのだけれども、9kmも先にある。そう簡単には行けないのがもどかしかった。 そんな中、3km先に見つけたのが野方駅の北側にあるこの「渋谷園芸」。観葉植物やハーブ、多肉植物などが売られている…

熱海MOAの菩薩

文句のつけようのない美しさ。平安時代(12世紀)重要文化財「阿弥陀如来及両脇侍坐像(あみだにょらいおよびりょうわきじざぞう)」。阿弥陀如来の左右に観音菩薩と勢至菩薩が侍る。 どうやらガラスの質も素晴らしいようでガラスの存在を忘れてしまう透明度…

目黒人情食堂アントミミ

全面解放できる店舗や家屋に憧れる。 居心地の良いオシャレ食堂を目黒で見つけた。この季節に全面開放のバル・ビストロ「アントミミ」。ビートルズのファンだという姉妹がジョンレノンを育てた叔母、ミミ・スミスの名前からとった店名。姉妹で40年以上経営し…

大事なことを間違えることへの不安

映画、小説や漫画でとある人物が最愛の母や子と自宅のベッドにミイラ化したまま一緒に暮らしており、図らずも来訪した人が「もう死んでるじゃない」と絶句するような猟奇的なシーンがある。 正気を失った猟奇的な人として描かれるが、今にして思うと気持ちは…

高級喫茶 上野「古城」

好物のレトロ喫茶。台東区はお宝のような喫茶店が多い印象がある。 もう入り口からして胸が躍る。 1963年創業の昔にこのステンドグラスを導入するのは男前。 入口階段のステンドグラスだけでも目玉になるだろうに、入店してすぐ左手にもこの豪華絢爛な作品。…

美仏に心が洗われる

仏頂尊勝陀羅尼を三面三目八臂で表した仏母の美仏。指先の艶かしさ、滑らかさ。尊顔の柔和さ。 目、瞼の輪郭は私では決して想像として湧いてこない形状。日本人ではなく大陸の血筋の顔ならではだろうか。北京の工房で17-18世紀に造られたものだそうで皇帝に…

銀座丸の内開拓 欲に生きる

「自惚れ」と「わかったつもり」と「見栄」を剥がしていかないといけない。 まあ、自分のこれまでを信じるしかない。思う通りにならないことも多いけれども、最善を尽くしてあとは「やることやったし、知らんがな」の精神で気楽にやっていくしかない。トライ…

「馬橋稲荷」で願掛け

暑い日々だけれども、そこまででも無いなと思える朝もある。健康管理のためにジョギングに出るのだけれども10分もしたら汗だくになってしまう。 そうこうして馬橋稲荷神社へ。 ここは願掛けしにくる人が多くいる その願掛け稲荷様が可愛らしい民藝の土産物ら…

谷中で個展のお誘い

谷中を散歩して、こじんまりとしたギャラリーに立ち寄った。 そこの女性オーナーと展示作品の話で盛り上がった後に、私も趣味で陶芸作品を作るのですよ、とさらに話が盛り上がった。 「あなたの作品、面白いわよ。私は普段はこんな勧誘の仕方はしないのだけ…

自分の陶器作品の採算性を考察してみる

自分の陶器作品の採算性を考察して作陶を家計の足しにする可能性を探ってみようかと思う。 値付け 販売価格をどうするかというのはとても悩ましい問題。試しに世界各国の陶器を制作して販売しているFacebookコミュニティーに投稿して聞いてみた。 Functional…

変化豊かな八ヶ岳登山コースの基地に秘湯温泉の唐沢鉱泉旅館。

心が病みかけたら起死回生の癒し手段として持っておきたいプランだ。 天狗岳と黒百合平を周遊する登山コースが苔の森や山頂からの開けた眺望など表情豊かで魅力的。 すぐ近くに見に行ける源泉がコバルトブルーで美しい 日本秘湯を守る会の会員宿 温泉は浴室…

ほうれん坊キャンプ場で川サウナ

川テントサウナは手軽で水風呂代わりに川に飛び込めて爽快。 巨大なタープを張れると雨キャンプが全く不便ではなくなる。 距離は遠くとも山道の走行距離が短いキャンプ場がありがたい。 最近、子供たちは父が無職だと学んで何かと「無職なんだから学校まで一…

ビールを飲みながら歩ける品川水族館

ビールを飲みながら見て回れる水族館 癒しが欲しい時に持っておきたい一案 クラゲとイソギンチャクが癒される 子供たちが学校に行っている間に妻と2人で水族館へ。デートだ、デート。 TeamLabかと思った。しかし写真映えはするけれども近くで見ると粗いだけ…

起床してまどろみながら眺められる水槽作り

朝、頭が回るまでぼうっと眺める癒しの水槽作り - 寸法をしっかりと計測し、12%の伸縮率を見込んで陶製遺跡水槽蓋を作る。 - モスクに加えて橋、神社の鳥居、見晴台などを作る - 角に設置する取水口カバーも陶遺跡で作る - 少しお高くても綺麗なメダカを導入…

フェイクグリーンブームは来るか。オザキフラワーパーク

ワクワクしている。 - ベッドサイドの新しいハオルチア水耕栽培&水中遺跡水槽作り - 流泉紅葉玉作り - 本格モヒート作り - 居間の窓の鉄仙グリーンガーデン作り やりたいと心の中で温めていたことを実現する材料に溢れた夢の店「オザキフラワーパーク」。日…

佐賀からの戦利品

佐賀の難点は魅力的な物産が日本酒や陶磁器など重くて割れるものばかりだということ。缶詰も地味に重量がある。 松浦漬の缶詰 宮内庁御用達の日本三代珍味の松浦漬け。一缶で1000円以上した。どんな味がするのだろう。 唐津の地酒「太閤」のカップ酒。 唐津…

有田の稀有な穴場宿「ケラミック有田」

オランダ人の女主人ハネカさんが気さく。 あてがってくれた部屋が高級旅館の貴賓室級で破格の1泊5000円でありえない。 谷崎潤一郎で日本文化の卒論を書いたそうで色んな議論や意見交換ができる。 有田や日本の文化慣習に対する彼女の考察を聞けて面白い。 水…

おはぎと健康

おはぎ、久しぶりに食べたけれども美味しい。 母型の祖父母の家が山形なのだが、よく夏休みなど遊びに行くと「ぼた餅」でもてなしてくれた。一つ一つが大きな甘さが控えめで豆感の残るぼた餅だった。 品川生まれ品川育ちの生粋の東京もんの父は庄内弁がわか…

犬好きが泣くこと必至の小説「雨降る森の犬」

犬を飼っている人間は泣いてしまうこと必至の小説。 「人間は過去と未来に囚われて生きている。なんでも過去の経験に照らし合わせて、未来を予想しようとするんだ。 過去はこうこうこうだったから、未来もこうこうこうなるはずだ。そう決めつけて、時にはや…

2022年の抱負。やりたいことは老後までとっておかないことにした

達成率の低い、欲望過多の毎年恒例の新年の抱負を懲りずに書く。 なんだか、やりたいことをやらないまま人生は終わりそうな気がした。定年後に楽しみを取っておいても、あれこれを楽しめる素地がなければ案外60歳過ぎになっていざ初めて取り組んでも、夢想し…

2021年の総括

年始から年末までコロナ禍に振り回され続けた年だった。感染者数が累積170万人に近い。最も感染者数の多い東京は38万人でざっくり30人に1人ぐらいは感染者がいてもおかしく無いはずだがその実感はない。 いろいろ制約を受けながらもそれなりに出来ることに…

自らの希望と欲を掻き立てる

人生、公私ともにもっと人に喜ばれること、楽しんでもらうことをしていきたい。同僚、友人、家族を。しかし現状はどうか。改善する余地が大いにある気がする。なんだか自己啓発系な言葉で気持ちが悪いが、歳をとってそう思うことは増えてきた。定年後の人生…

陶製標本ドーム構想 備忘

カタゾウムシのラメってブリンブリン(ギラギラしていることの米語スラング)した模様がサイケデリックで強烈で、、心を鷲掴みにされた。上の写真の右端のものなど国宝曜変天目茶碗のよう。稲葉天目と呼ばれるやつだ。その隣は金蒔絵のよう。左端の個体のオ…

「豊かさ」とは「自由の拡大」である

久恒 啓一さんという大学教授が豊かさとは何かを独自の解釈を示されていた。「豊かさ」とは「自由の拡大」であると。人生とは、肉体的自由(カラダ)を土台に、経済的自由(カネ)と時間的自由(ヒマ)を得て、最終的に精神的自由(ココロ)を求める旅である…

山羊鉢の釉掛けと削りをあれこれ

10月7日の夜の千葉を震源地とする地震で東京でも震度5の揺れがあり、山羊鉢がムロの棚の中で倒れていた。倒れる方向が違っていたら棚から落ちて粉々になっていたかもしれない。倒れた際に耳が折れることもなく運に恵まれたようだ。他の工房や作家さんの器は…

下諏訪に泊まるならここ一択のマスヤゲストハウス

全てがお手本となるようなゲストハウス。民泊するならこんな感じにしたいというのが詰まっている。古い木造物件が素晴らしい。これに尽きる。客室からしか行けない吹き抜けに面した内広縁のような空間にある二人がけのローテーブルセットが素敵。寝具が茶色…

思い出の30年前のキャンプグッズ

週末のキャンプに向けて実家から要らないと待たされたあれこれを見ていたら使えそうな飯盒を見つけた。晩御飯に米を炊いて、朝食は焼きおにぎりかな。こんなのも見つけた。クッカー。もう30年ぐらい経って錆が湧いていて、そのまま調理に使うのは躊躇われる…

惰性エントリー わくわくする新しい試みが必要

書くことがない。たまに過去5年前、10年前に自分が書いたことを見返すことがあるのだが昔のほうが今よりもあれこれ考えていたように思うことも多い。 年を重ね、経験を積み、色々なことに対する既視感が増え、多少の困難もこうなるだろう、落としどころはこ…

国立科学博物館 特別展 植物 地球を支える仲間たち

子供達にねだられて朝9時入場予約をして上野の国立科学博物館の特別展へ。まあ、植物展なら私としても悪い気はしない。子供が行きたがっている植物展なら連れていくに違いないと妻に操られていたかもしれない。朝顔の発芽から開花までの高速再生映像、植物の…