大原のバス停から寂光院に向かう小道の途中に民家を改装した若い夫婦のお店がある。
陽当たりの良い居間には織り機が据えてあり、奥さんが自然素材で染めた絹や麻で織物をしている。スカーフや服、暖簾など滋味の溢れる色合いの品が並んでいる。
そして奥には石窯焼きのパンが売られている。レーズンと胡桃の入ったものなど、堅く焼き締められていて好みのパンだ。ホールで1000円と非常に高いのだが、試食をして思わず買ってしまう味だった。数時間後、再度店に戻ってラスクも買い足した。
店の奥のだいどこは席数4,5席足らずのカウンター席となっており、自分で育てた有機野菜を薪のオーブン兼スモーカーや炭炉を取り入れた厨房で料理して出してくれる。残念ながら宿に昼食が付いていたので食べられなかったが、次回大原に行く機会があれば是非行きたいところ。
予約制で075-744-3212