上図のような動物の描写を天竺や中国、韓国を経て伝え聞き、下図のような彫刻を彫ったわけだ。


作者は、鼻が長いと聞いてもまさか頭の2倍も鼻が長いなんてことは無いだろう、と彼の世界の常識を当て嵌めてしまったのかもしれない。そんなに鼻が長かったら不恰好でバランスが取れない、と。事実は伝聞より奇なり。


象の鼻は長い。改めて考えると不思議で新鮮。


でも伝聞で作った割に随分と良い線いっているんじゃないかね。