多肉カフェ　オマメプランツ - はんなりマンゴー

京都では希少な多肉植物専門店兼カフェ。まだ開店一年だという。店長はどこかで見た覚えがあると思っていたのだが、どうやら天神市や百万遍の手作り市などで見かけていたようだ。店舗を持つまでは近畿のそういった市で多肉植物を売っていたらしい。二条駅から少し辺鄙な住宅街に入った路地にあるのであまり知られていないのかもしれない。来訪時は客は他に誰もおらず、店長が黙々と作業されていた。今も手作り市などがある際には出店している関係上、開店日時は不規則で行く前に営業しているか調べる必要がある。

店内入口のエクステリアには黒法師や数多のエケベリア、売り物のパキボディウムなんかが雨曝しに置かれているのだが、どれも元気に育っている。寄せ植えの神刀の大きさも目を引く。

友人から預かっているという極端に徒長したリトープスの鉢が置かれていたが、ここまで徒長すると面白い。まるで二枚貝の取水口のようだ。

店内は奥さんの意向も反映されているのか、明るい洋風な内装。値段は2号鉢が300円程度から。けしてホームセンターのように安くはないが徒長した株もなくしっかり管理されている。随分と見事に育ったカランコエ属の「仙女の舞」もある。売り物だろうか。ガチコレクターの為の黒プラ鉢なんかも各サイズ売られていたりと多肉愛好家には痒いところに手の届く品揃え。