清水焼団地 陶器祭

母の誕生日プレゼントに何を買うか思い悩んでいたのだが、活花をするので花器を買おうと清水焼団地に足を運んだ。




窯元の主人に聞いたところ、経営していくにあたって仕損じ率は1割5分が上限だという。通常で1割には抑えたいものだと。



青磁の鉢が並んでいるのだが、ほんの微小な差で最終的な売値には大きな差がつく。あちらの壺は、と聞くと17万円なんて応えられてびっくりする。10万円の壺と1万円の壺の差がわからない。良品に18万9千円の値がついていたものと同じ形と釉薬で焼かれた花器を手頃な値段で買い求めて帰ってきた。裏に小さな釉薬の「抜け」があるが、そんなものは気にならない。なかなか大ぶりで中国風の龍耳のついた見栄えのする花器だ。床の間に活けたら華やかだろう。これを週末に関東に持って帰ろうと思う。