ヤジキタ旅行回文

三条河原町の鴨川にかかる橋の袂には東海道を旅してきた名物二人組の銅像が。時折見かけると小粋に舶来紙巻き煙草を喫ってらっしゃる。


東海道中膝栗毛」は歴史の教科書で必ず出てくる十遍捨一九の滑稽本だが、仲の良い男友達二人組凸凹コンビの珍道中物語だと思っていた。しかし調べて衝撃だったのが、放蕩が過ぎて借金を踏み倒して夜逃げした過去を持つ49歳の弥次郎兵衛と、弥次郎兵衛が贔屓にしていた20歳下の馴染みの男娼である喜多八の道中なのだという。教科書にはそんなことは一切書かれていない。。。しかも内容は下ネタ満載。



弥次郎兵衛「イタリアでもホモでありたい!」 (いたりあでもほもでありたい)
喜多八「旦那もホモなんだ?」 (だんなもほもなんだ)


日本語ってすごい。