第七陣窯出し 白マットマンガン流し陶器鉢に青鎖龍

朝起きて、犬を散歩に連れて行き、風呂に入れ、乾燥させ、糞尿の始末をし、部屋を水拭きし、掃除機をかけ、庭の雑草を少しばかりむしり、紅葉の種を撒き、室内の多肉植物を外に出し、青鎖龍を今年焼き上がった器に植えた。隠居爺になってやることをこの年で始めている気がする。



そして東日本大震災の追悼式典を観て祈った。なんとも平和で長閑な一日の中でテレビに映される映像だけが異質だった。もう震災は自分の中では大分、風化が進んでいることを自覚した。結局、被災者以外に被災者の苦しみや気持はわからんのだろうな。被害の苛烈さと今日ここの長閑さに虚ろな気分になる。