鮎 かわせ

鮎がこんなに美味いとは知らんかった。養殖ですら美味いのだから天然ものは香魚ならではの香りが更に旨くするのだろう。



琵琶鱒の刺身。小鮎の刺身。琵琶鱒は鮭に似て脂が乗って濃厚な味がする。



小鮎の佃煮。甘辛くこれで白米を碗一杯食べられてしまいそう。



鮎の南蛮焼き。しんなりとして少し酸味がある。



鮎を一人二匹、専用グリルで焼く。まだ息絶える前の生きている状態で来るのが少し痛ましい。それをグリルに突っ込んでしまうのだからさらに酷い。



かっと口を開いて鮎は焼ける。皮を軽く焦がすぐらいのパサパサに焼き過ぎない程度が美味い。養殖鮎は香りが無いとは言うけれど、これでなかなか美味い。そんな大きな魚ではないのでいつまでも食べられる僅かな身を探してしまう。



生の旨味、甘辛さ、酸味、焼いた香ばしさ、そして唐揚のサクサク感。
長浜「かわせ」2100円也。