サハラ砂漠で最長四日間、シャワーを浴びられなかったが耐えられた。なぜならとても乾燥していたし、下着は替えていたからだ。
湿度の高い印度で下着を替えられずに3日目に突入するのはさすがに精神的に堪える。外から見えなくても、気持ちの上だけは真っ白な褌を締めていたいのだ。日本人ですから。
そこで、インド人の同僚にパンツを買わせてくれと懇願した。運転手さんに町の雑貨屋に連れて行くように指示してもらって、親爺の営む小さな店で埃を被った箱の中のブリーフパンツを買った。1ブリーフ100ルピーー。
昨年、アーユルヴェーダの洗顔クリームを同僚に頼まれて買って帰ったのだが、後から聞いたらその洗顔クリームはカレーの香りがしたと聞いた。幸い、ブリーフパンツはカレーの香りはしない。もちろんカレーのような染みも無い新品のパンツだ。
何を言っているのだろう、自分は。
ホテルの外では何やらパーティーが催されているらしく、「踊るマハラジャ」風な音楽が流れている。とんだ睡眠妨害だ。あまり愚痴っぽいことを連日書くとインドに申し訳ないので良いことも記しておかんとな。
インドの犬もなかなか愛嬌がある。色はカレー系。