インドの味覚

インド料理、旨し。タイガー蝦のタンドリー焼きが絶品。誰だ、インド料理は口に合わないと吹聴する奴は。好みの料理やスタイルを知っていればインド料理はかなり楽しめる。


ところで、工場の皆にいろいろと日本の菓子を持ってきて配った。原料を見てチーズや動物性油脂が含まれていないか、ベジタリアンの人にも問題はなさそうかは吟味した。牛乳が入っているものはラクトベジタリアンは気をつけてと説明した。


醤油煎餅詰め合わせ
メルティーキッス抹茶味
サブレ抹茶味
カラムーチョスティックタイプ


結果はというとダントツの一位でメルティーキッスだった。このとろける触感が良いだの、濃厚だの、高評価。新しい人が入室した際にも既に食べた人が「この日本のチョコ美味いぞ。食べてみろ」と真っ先に口にする具合。しかし抹茶味というのはよくわからないそうだ。


醤油煎餅やサブレもすぐに食べられてはいたのだが、一部の人にインドで売れそうか聞いたところ、「インド人にはもっと辛いほうが良いかも」とのこと。インドではこの手のスナック類はスパイスが効いているものらしい。


そんなわけで先手を打って「日本の辛いスナックを持ってきた」と言ってカラムーチョを食べさせたのだが、全然辛くないとのこと。そうか。辛さに関しては最上級者達だものな。


ベジタリアンにも楽しめるように気を使って菓子を選んできたのに、その日の昼飯はなんとケンタッキーフライドチキンの出前だった。一緒に昼食を取った5人のうち、4人は鶏も羊も烏賊や蛸までも食べるという。インド人はもっとベジタリアン率が高いと思っていた。