北京光臨

正直、日本の職場も予算策定等で一年で一番忙しい時期なので北京出張には来たくなかった。ちょいとばかり夜の遅い日が続き、イライラしていたというのもある。前日、息子がご機嫌斜めで2時間ぐらいしか寝られなかった。朝の5時半に家を出る際には雪が降っていて身が凍えた。余裕がなくなってうまく物事がまわらんときには相乗的にほころぶ。


北京空港に降り立ってみて、なんだか小学校のグラウンドの隅の臭いを思い出した。焼却炉の臭いだ。用意周到な日本人は既にマスクをつけている。


真っ白い空。これが全てスモッグなのだろうか。スモッグの上は青空なのだろうか。道行く人はマスクはつけていない。今日は軽い日なのだろうか。


着いた王府井のホテルの部屋からはFacebookTwitterもアクセスできないがそういう国だったのを忘れていた。そういえば、海外出張には欠かさない一眼レフも1kg弱の重さが心理的にも物理的にも面倒臭く感じてもってこなかった。しゃあない、働くか。