北京食。。。

撒きちらされた尿に浮かぶ牛の金玉って感じの見た目の撒尿牛丸という屋台料理をあちこちでみかける。


それは良識ある大人がカレーライスが何か違うものに見えても決してそうは呼ばないのと同じで、やはり撒尿牛丸なんて名前をつけてはいかんだろ。


基本的にストレスは食べて解決する。よって食事さえ美味しければ、頑張れるのだが予想以上に北京はしんどい。職場で出される弁当がかなり脂っこくて満腹になるまで食べることができない。夜も王府井のおそらく相当に高級なショッピングモールで、現地中国人と思しき人達で最も賑わっているレストランに入る。しかし昨日食べた火鍋はフィリピンで一食400円程度で食べられたシャブシャブと同程度かそれ以下の味で二人で4000円も取られた。今日は満席の韓国料理屋に入ったのだが、キムチビピンパの赤さがトマトケチャップによる誤魔化しだったりと酷く、酸が強すぎたり胡麻油がこってりしすぎだったりでギブアップした。食べ物を残すのは嫌いなので、不味いうえに食べ物を残すことでさらに気分が悪くなる始末。


広州は美味かった。北京に比べればフィリピンの方が美味しかった。むしろインドで食べたインド風中華の方がお腹に優しかった。日本で食べる中華は大概美味しいと思うのだが、それは日本人の味覚だからか。中国人が食べたら、北京の私達が食べた美味しくない中華の方が美味しいと感じるのだろうか。