2年して初めて嫁さんを裏山に引っ張り込むことができた。10kgになる息子を背負い、マンゴーに花粉除けの服を着せ、春の九条山を登る。
マンゴーは日頃は二人だけで登る際にははしゃいで走りまわるのだが、今回は近くを離れずに歩調を合わせる。嫁さんも息子もいるので、群れを編成しているという意識、あるいは群れの護衛の自覚があるのだろうか。
少し遠回りになるが日向大神宮へと立ち寄り、外宮から内宮を参拝してまわった。家内安全を祈願していく。
南禅寺までおよそ1時間、坂道を歩くと汗ばむ陽気だった。家族全員で歩くのは楽しい。なんだかとても平凡で幸せな時間だった。
南禅寺ではところどころで枝垂れ桜が既に咲いていた。