起こるべく起きる高速道路炎上事故

名神高速上り線の大津トンネル内で、車3台が絡む事故があり、うち1台が炎上しているとのこと。神戸大阪京都から名古屋東京方面へ抜ける大動脈なのでとんでもない大渋滞になっていることだろう。ゴールデンウィークの大事な計画が狂ってしまった方は気の毒だ。


単純な操作ミスなのか不注意なのか理由は分からない。しかし先日の淡路に行く高速道路の道中はなかなか肝を冷やすものだった。


車線をふらふらとまたいでくるセダン。酔っ払いかとも思ったが、追い抜きざまに嫁さんに確認してもらうとセダンの運転手は携帯電話を打ちながら運転していたということ。


追い抜く直前でこれまた車線を乗り越えてきた大型トラック。こちらは肘でハンドルを操作しながら両手で菓子を食べていたそうだ。


そしてウインカーを出さずに車の間を縫うように追い抜いていく車、煽っていく車。8割型は「なにわ」か「泉」ナンバー。偏見ではなく統計的事実として大阪の車はマナーが悪い。


大津トンネルの玉突き炎上事故の理由は何かはわからないけれども、起こるべくして起きているといえる。携帯電話でメールを打ちながらでも、菓子を食べながらでも、無茶な車線変更を繰り返しても1人で事故を起こして1人で死ぬ分には勝手にして欲しいが、高速道路の事故は巻き添えにする可能性が高いし一度事故を起こせば何万人に影響を与える。本当に勘弁してほしい。


そういえば数日前、車の当て逃げに遭遇した。若者3人が乗った黒いミニバンが最寄り駅のロータリーで通路を斜めにふさぐようにして障害者乗降エリアに停めたところに、後ろからお年寄りを乗せた車が若者のミニバンにクラクションを鳴らした。ロータリーは駐停車している車で溢れていたので障害者乗降エリアを空けてもらいたかったのか、それとも単に通路を進みたかったのか。クラクションをならされたミニバンの若者は何を思ったか、何かを喚きながらバックで急発進し、クラクションを鳴らした車のフロントにぶつけ、嘲笑うように走り去っていった。気の毒にぶつけられた車の運転手は蒼ざめた顔で走り去った。横断者の多いロータリーなので、タイミングが悪ければ車だけでなく横断者まで轢いていたに違いない。とりあえずは目撃者として警察に通報しておいた。数分前も何事もなかったかのように動き出している世界がなんとも気持ち悪かった。



警察もしょうもない一旦停止などで反則切符を切らずにこういう危険運転を取り締まってほしい。スピード違反のように携帯電話捜査運転なども課金すべき。