酒田酒造 上喜元 純米吟醸 無濾過生詰原酒 仕込第六号

上喜元の蔵元である酒田酒造は5つの酒蔵が1946年に集まって再起した山形県日吉の酒蔵だそうだ。全国新酒鑑評会において過去20年のうち15年にわたり金賞を受賞しているのはここだけだという、安定した良酒を世に出してくれている。


純米吟醸無濾過生原酒仕込第六号

濃厚な鶏を煮込んだコラーゲンたっぷりの料理屋「玄海」の水炊きを食べた後に、立飲み屋でそのまま飲んだ。


コクがありしっかりした味だが芳醇さが抑えられていて飲みやすい。


そのまま最小限のアテを供に、あるいは食前食後に酒だけをチビチビとやるのに良さそうだ。

ラベル買いしたくなる達筆ぶり。杜氏の名前を前面に書き出す心意気もかっこいい。俺が仕込んでんだ、文句は俺に言って来い!みたいな。


こちらの酒造の上喜元 超辛というお酒も気になる。酒屋で見かけたら一升瓶買いしたい。何せ1800mlで2800円という破格の値段。値段が1万5千円まで吊り上げられてしまっている獺祭とは訳が違う。旨くても安い。だから日本酒は懐にも優しくてやめられん。