シェパーズ パース

ぺんぺん草という名のカフェ。







店の奥は、年がら年中ずっと薄暗い落ち着く空間。
プロヴァンス風というやつなのだろうか。自らの家をこんな風にすることはないだろうけど、気分転換にこういう場所が街中にあるのは有り難い。


古びて角の丸まった家具。
錆びた鉄の黒錆色。
擦り傷で少しぼやけたガラス。
壁の白。
彩度の低い空間。


和のレトロカフェでも構成要素は同じだな。19世紀の素材で空間を作るということなのかね。難を言えば教科書やデザイン家具雑誌の模範例のような作り込まれ具合でもう少し遊びというか外しがあったほうが楽しい。こういうスタイルが好きな個人が作り込んだというよりも、商業的にこのジャンルのカフェとして作り込まれた感があるのだよな。


ガラスドームにサボテンを室内に取り込みたい。


案外、朝の11時から営業している店というのは少ない。店外のテラス席では犬連れで食事や喫茶もできる。利用価値は高いかもしれない。