2016-08-17 次作 多肉植物鉢の構想 蟲 陶芸 兜虫の胸から頭だけが虫に食われることもなく残されていた。 まじまじと見るのは初めてかもしれない。 眼を防護するように目尻に突起があるとは知らなかった。 ツノも頭も凸凹としてマットなのに脚の第一脛だけツルツルテカテカとしていることも知らなかった。 そして間近で見ると、案外、つぶらな瞳で可愛らしいことも知らなかった。 上側にある角、いわゆる胸角に穴を開けて多肉植物を生やす兜虫胸像多肉植木鉢を作ってみようかと思い立った。 黒マットと油滴を塗り分け、複眼も何か異なる釉薬を塗ろう。釉薬を掛けたほうがそれらしくなるのだから、陶芸向きなモチーフとも言える。