陶製ケーキ台制作

鹿風植木鉢が還元焼成待ちなので、すっかり忘れかけていたケーキ台作りを再開する。

 

前回、台座に霧を吹き掛けてふやかしておいたのを騙し騙し霧吹きしながらなんとか削っていく。乾きすぎているので、えらく削りづらい。やはり湿度管理しながら適度な柔らかさで効率よく削るべきモノだ。

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台座は赤土、天皿は信楽白土、異なる土で作った部品を連結するので、収縮率が合うかわからない。今の白と濃い灰色のコントラストのままでもシンプルで良いようにも思うが、強度も考えると継ぎ目に釉薬を掛けたい。

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天板には呉須で大正レトロな絵を描こうと思う。内側に呉須、外側のリムには鉄絵で描いても面白いかもしれない。透明釉を掛けて白土の白さを出して焼き上げよう。

 

 

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台座の一段目には撥水剤で抜いて雲を描こう。台座の中腹の突出部には呉須で線を引く。台座の上部と天皿の裏は白マットかマグネシウムマットを掛けよう。

 

天板の径と台座の太さ、上にモノを載せる安定感のバランスはなかなか悪くないと思うのだが、どうだろう。焼成費を安くするためにも台座の厚みを削りたい欲求に駆られるが、重心を低くする為にもあえて重く残そう。