フォロワーさんのブログで美味しいとの評判を目にして、こりゃ行かねばならんと思っていたヴァーヴコーヒー。新宿で仕事があったついでに寄ってみた。
それにしても、NEWoMANでニューマンと読ませるのは気持ちが悪い。oは読まれないのかい。ニュウォマンじゃないのか、これ。それともニュウーマン。ニューマンと読ませるならNEWMANだろ。このキラキラネームが。それから、施設のどこからバスタでどこからニューマンなんだ。ピエールマルコリーニなどキラキラした高級店が犇いているなかでヴァーヴを見つけて入った。
ハンドドリップで丁寧に入れたものを、席に運んできてくれた。時間をかけて抽出しているということもあるのか、飲むまでには適度にぬるくなっている。注文の品を飲んでいると、店員さんが他のコーヒーを試飲カップに入れて「こちらもよろしければどうぞ」とくれた。飲み比べられるのは有難い。
飲み口が甘くマイルド、その後に適度な酸が抜けていく。コーヒーをあじわっているという満足感が強い。余韻も長い。こりゃ、美味いわ。
ホンジュラス ラフォルトゥーナ
確かに説明通りにシナモンの効いた林檎ジュースを連想させる。こちらの方がどちらかというと透明感を感じるのだが。こちらも美味しい。クセが少ない。
深々と座れるソファがあると嬉しいのだが、硬いハイチェアしかない。店舗の狭さとテナント料などを考えると客の回転を促さないとならないのか。
コーヒーは文句なく美味しい。しかしハンドドリップコーヒー680円、ドーナツ300円というのはなかなか良いお値段。小遣い制の勤め人には贅沢品だ。新宿で美味しいコーヒーを飲みたいときに懐に余裕があればヴァーヴ、余裕がなければ西口の「ポールバセット」のフレンチプレスが頭に浮かぶ使い分けか。