角のある牛や鹿の剥製がこれでもかと列ぶ。こんな場所があるとは知らなかった。変な鹿風多肉鉢を造る前に見学しに来たかったものだ。
鹿です。
牛です。
シカです。
シカです。
名前はシカっぽいけど、どちらかというとウシです。
世の中、種類としてはシカよりもウシの方が多いようだ。骨になると角質が多く中が空洞の角が抜きとれるのは、雌雄とも一生角が伸び続けるウシ。毎年生え変わり、雄しか角が伸びないシカの場合は角は当該骨に繋がっていてとれない。ウシの角の方が貴重と言えるが、あれだけの枝角を毎年生やす雄鹿にも感嘆。
上野の国立科学博物館にて。
関東大震災で旧館が被災消失してから、あえてネオルネッサンス様式で建てたという建物の立派さもさることながら、展示物も素晴らしい。
地球館の地下3階には、科学の様々な原理や現象をボタン操作で目の前で再現したり体験できる何十もの装置がある。教科書を読むより、ここで体感させられたら理解が早そうだ。
フタバスズキリュウの複製骨格標本を始め無数の恐竜化石。世界に4体しかないニホンオオカミや上野動物園のパンダの標本を始めたとした大量の剥製。
忠犬ハチ公の実物剥製標本を見ると、大きさに驚く。柴犬ではなく秋田犬の成犬だからそもそも大きいはずなのだが、渋谷の銅像に惑わされていた。
アソビーノやキッザニアにありそうな立体遊戯施設にさらに動物剥製標本などを組み合わせたコンパスという子供用遊び場があり、開館してすぐに入場整理券がなくなるという。平日に休めたら、子供を連れて来たい施設だ。