かなり、春めいてきた。至る所で芽吹き始め、葉より先に花を咲かすものは彩りを添える。
柘榴の花は爽やかな桃色。均整の取れた花の開き方をしないので満開感に乏しいが色は綺麗だ。
梅。曲がり道の角のブロック塀の上。
桃。
ムスカリ。紀元前の昔から中東で愛された花だという。群生すると賑やかだ。
連翹。花壇にもともとたくさん植わっていたらしいが、花をつけなくなっていた。肥料を与えて株を更新すればこれだけ咲いたのかもしれない。
ハナニラが群生している箇所も多い。ボケと競演している一画があった。背丈が短く、白花弁に薄く青い筋の入る花は爽やかで良い。
馬酔木。満天星躑躅のような形状の花を連ねる。
著莪も咲いた。自宅前の花壇にも著莪が群生していたらしい。どことなく山間の谷間のジメジメとした日陰に欝蒼と群生している印象の花だ。本来は日向でも構わないのだろうが競争に負けて日陰に残るのだろう。
山吹。山吹色。どこかに白山吹も植わっていたが、山吹はこの色が良い。桃は桃色であって欲しいように。
やはり、春は圧倒的に咲く花の数が多いな。