庭仕事に励む。
新たに青系の草花をいくつか植えた。
クレマチス 藤の川。根が張ってしっかりとした株だ。柵の目隠しにと考えている。もうひとつ、 パステルブルーという品種を植えたがこちらはひょろひょろとした根で頼りない。根が張るか心配が残る。
深山蛍蔓。花壇前衛にグラウンドカバーに増殖してもらう予定だ。
さらには和の庭造りに石蕗。この黄色い斑の入った葉がとても好みだと感じるのは自分の好みが老いたからなのだろうか。
花壇手前のグラウンドカバーとして松葉菊 白花。数株欲しいが白花は一株しか売られていなかった。
羽衣ジャスミン 窓の目隠し用
ウルトラ朝倉山椒 食用
一度だけ立ち話をした近所の年配の男性が私の不在中にアマリリスの株を10株以上届けてくれた。ベランダで育てていたもので、できれば陽当たりの良い露地に植えられないかとお声掛け頂いていた。半信半疑だったが花壇のうち、最も陽当たりの良い範囲を何も植えずにいた。
本当はジャーマンアイリスを分けてくれようとしていたらしいが、赤カビ菌が発生し消毒も仕切れなかったというのでアマリリスを頂戴した。
しかも達筆な手紙付きで大変恐縮。コピーされた育て方も同封されていて有難いのだが、10日に1回ほど液肥を与えるなんていうのは無理だ。放任主義で育てさせていただこうかと思う。
見知らぬ年配男性が家を訪ねてきて植物を置いていったことに対して「あなたの付き合いはよくわからない」と妻は言う。お互いの素性もわからないままの確からしいことは何もない、花壇の花への愛好だけを通じた付き合いというのも面白い。
アマリリスを植えた脇の草花も咲き始めた。元々植わっていて、咲かない水仙だなと思っていたものだが、鈴蘭のような花を水仙のような葉につけるので鈴蘭水仙という名前らしい。なるほど。
妻曰く、昨日はバズーカのような望遠レンズで花壇の花を撮る親爺殿もいたのだとか。心なく、株ごと持ち去る人もいれば、愛でる人も有り。いろんな人がいるものだ。