菓子台制作二日目


リム皿を水挽きした。前回の教訓を元にひとつづつ工程を進めていく。


十分な柔らかさに留意
菊練りをしっかりとする
轆轤台の外周部に紐を置く
糸で紐を水平に切って高さを揃える
土殺しで中心を出す際は右手で下に加圧、左手で横から抑える
水ではなくドベをつける


基本的なことを丁寧にやっていったら、思いのほか、簡単にリムの形が決まった。適度な柔らかさでへたることもなく、少ないタッチで成形できた。


なめし皮で縁を締めていない。なめし皮がこの教室には無い。


丁寧に位置工程づつ積み上げていけば、水挽き自体は短い時間でできる。急がば回れ


そう、強く感じたのはその次に菓子台の足を作る際に、横着したらかなり手こずったから。乾く工程で歪んでもおかしくない。


今回の作業工程
リム皿を一枚水挽き
たたら造りの天板の削り
水挽きした天板の削り
足の水挽き
余った土で酒盃の水挽き
泥造りの器の型抜き


一工程ごとに何個も作れたほうが効率は良いのだろうね。たった一枚の為に道具の準備や片付けをするので時間ロスが大きい。


次回の作業工程
リム皿の削り
たたら造りの天板への象嵌
足の削り
水挽きした天板と足の接合
水挽きした天板への呉須下絵付け
泥造りの器の削りと土入れ部位の成形


天板は未乾燥時点で19cmしかない。22cm程度で成形しないと焼成後に20cmは確保できない。たたら造りの天板は22cmで作り直そうか。


手びねり成形する足のデザインも考えていかないと。