日蓮宗本山の妙法寺が高円寺にはあり、そこの夏祭りに足を運んでみた。地域住民とのふれあいの祭りであり、輪投げや団扇への絵付け、牛乳パックで作った無料の竹トンボ作りなど子供も楽しめる内容だった。
こんなにも立派な寺がご近所にあったとは。もしかしたら私の住まいの周辺まで昔は妙法寺の寺領だったことはないだろうか。
広い境内ではフラのダンスが披露されていた。近所の同好会の有志達といった風情。
妙法寺の夏祭りは近所の子供達の踊りやプロのパフォーマーが楽しませてくれる。雲水さんが盆の上に小さなビニール袋に入れたラムネの詰め合わせを配っていた。
一角では茶道体験ができた。200円を払い、茶菓子を頂き、茶筅で点てる。子供には可愛らしいライオンの図柄の小ぶりな抹茶碗で出してくれた。
400年近い歴史を誇る寺なだけあり奉納された板絵も豪勢だ。
迫力がある。こんなんを鬼板で陶器に描いてみようか。まあ、相当の劣化版になるだろうけど。
門前では唐揚げ、お好み焼き、かき氷などで店が立ち並んでいた。
謎の狐の鉦と太鼓の表現集団。狐の面もカッコ良い。
陶器で狐の面を作っても面白いかもな。
千日紅の苗が無料頒布されたので2株頂いて花壇に植えた。地域住民を繋ぐ連結点でありたいという気持ちの伝わる妙法寺の夏祭りだった。