削りと轆轤

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蓋物植木鉢を作ってみた。脚付きの器はそれだけで立派に見えてしまう不思議。蓋があると通気性が悪くなるので植えるものを選ぶ鉢になってしまうが、乾燥気味で管理できる多肉植物用途ならではの造形でもある。

 

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蓋には穴を一つだけ開けた。ここから茎を差し込み、根を生やす。茎を軸にして蓋をずらして通気や水やりすることも可能だ。蓋上面には鬼板で絵を描いてみたい。

 

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紐で吊るす式の植木鉢に鎬を入れてみた。白マットやなんかを薄く掛けて、白く出る部分、土肌が透けて見える部分と表情が多彩に出たら楽しい。

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後ろから見たところ。

 

 

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釉薬のテストは今後、お猪口にしていこうかと思う。

 

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こんなひしゃげた碗鉢も作ってみた。ううむ、イマイチ。釉掛けの工夫で面白みを出せるだろうか。織部にしたら、それっぽくなるのだろうか。

 

ここまでが削り作業。その後は轆轤で水挽きをしたのだが能率の悪いこと、悪いこと。

 

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iPhoneで接写すると歪むな。碗の形は天目、馬上杯が好みだ。これは御飯茶碗として食器使いしようと思う。

 

 

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果物を包む緩衝材で挽きたての柔らかい器を包んでみた。少しは跡がつくだろうか。

 

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少し大きめの鉢も作ったのだが、こちらも造形がイマイチだな。こちらも胴に鬼板で何か描いて誤魔化すか。

 

さらに猪口や酒杯を2つ造った。今回成形した器も全て、今しばらく鬼板の練習台としていきたい。

 

日本酒好きな知人への祝いに酒器を作ろうと思っていたのに。

 

双頭の羊の甕も作りたい。

 

久しく、自己満足できる鉢ができていない。