毎度、訪れる度に興奮気味になる。そこらのホームセンターに並ばない植物があちらにこちらにも。
今現在、多肉植物売場の一角が改装工事で閉まっていた。それでもまだ、かなりの多肉植物やサボテンが陳列されている。
観葉植物の一角は上から下まで様々な種類が混ぜ合わさって陳列され、さながら温室植物園のよう。同種の植物を固めて陳列すれば売る側も買う側も楽かもしれないが、あちらこちらに置かれた株から自分の好みの樹形の鉢を見つける宝探しの要素がある。
欲しくなる見事な紐サボテン。7000円か。小さな奴を2000円ぐらいで購入して、5年、10年とかけて大きく育てたい。そして30年、40年と家族の人生のお供にしたい。
兜を柱サボテンに接木したもの。非自然な光景で面白いが、上物より接木の土台の寿命が短く、そのうち接ぎ替えしなくてはならない。また、強風や嵐に倒れてしまわないか心配になってしまう。
蘭の根は空気に直晒しでも問題ないようだ。釣り忍の下部には蘭の根を晒したい。
ここは巨大な鉢の品揃えも多い。西洋風、プロバンス風に合う白化粧塗りやテラコッタの鉢もセンスが良い。
私好みな土肌の陶器鉢もあれこれとある。
室内に大きな観葉植物を置くならばこんな爽やかな模様入りの鉢も良い。さらに言えば和文様だとさらに好みなのだがな。染付とは違うマットな質感が良い。
今回、かなり買うか躊躇われたのがこの大振りの鉢。銅系統の溶岩釉でクレーターのような表面と、上部の緑から底部に向かうにつれ青みが増していく色彩も良い。結局買わなかったのは、植え替えたいと思っているゴーラムの葉の色と被ってしまい植物が映えないように思えたから。真っ白なサボテンの寄せ植えには適しているかもしれない。
そろそろ、陶板タイルを自作し始めてもよいかもしれん、と思った。好き勝手に下手絵な多肉植物を描いてみるとか、毎年一枚、家族の象徴的なことを描いてみるだとか。
あれこれ、こんなことを考えるのが仕事からオフになるスイッチ。