老いてくると時差ぼけは酷くなるばかりで、初日は21時に就寝したら0時半に目が覚めて朝まで眠れなかった。そして丸一日、5時間ほど喋りっぱなしの1日で疲労困憊。
2日目は22時に就寝し5時に起きた。体が軽い。7時にならないと朝食は準備されないので待ち遠しい時間を過ごす。
明るくなってくると目の前にパリの街全体が広がり、堂々としたエッフェル塔が視界に入ってくる。
わざわざ書き留めたくなったのがホテルの朝食の美味しさ。プロシュートやらハムやらサラミやらも種類が豊富で朝からワインを飲みたくなる。
チーズも6種類。以前は白カビ、青カビチーズも豊富にあったが今回は見かけない。ブッフェ形式だと綺麗に切り分けられずぐちゃぐちゃになりやすいからやめたのだろうか。
ここのクロワッサンがフワフワ、サクサク、バターの風味も豊かでかつ脂っこくなく大変美味しい。歩いて数分のところにパリのバケットコンクール2連続優勝し、翌年には1年間エリゼ宮に毎日バゲットを納める名誉に浴したという伝説的なパン屋が7:30から空いている。しかしそこに足を運ぶ気が起きないほどパンが美味しい。
厨房のシェフが、これは美味しいから是非食べてくれと推奨してくれたのがこれ。中にチョコムースが入ったシュークリーム。店で買ったら4〜5€はしそうなタルトケーキやお菓子が食べ放題。
カプチーノ飲みながら美味しいプロシュート、チーズ、クロワッサンに甘いチョコムースシューを食べた日には、仮病使ってホテルでゴロゴロしていたいな、と切に思う。
他にも良いホテルはたくさんあるのだろうが、浮気することなく毎回同じホテルに泊まっているのは朝食の美味しさの効果も大きい。
外のエッフェル塔の眺め、如何にもパリらしいバルコニーからの眺めも良い。