実家の両親が来たので、連れ立って高円寺阿波踊りを観に行った。
編笠の女衆は爽やかで凛々しくて
袖の紋が手を伸ばすたびに綺麗に現れる瞬間が好きだ。椿が素敵。
お気に入りは舞蝶連。踊りも本格派。徳島遠征もしていたり、かなりの熱量で日頃から練習している連。
爪先をチョンチョンやりながら掌をひらひらさせる踊り。そんなイメージでいると実際には男踊りのダイナミックさに驚かされる。3日間に渡って2時間、3時間、3時間と真夏に踊りまくる訳だから鍛えていないと続かない。
連で踊っている人はジムに行く必要がないな。インナーマッスル鍛えられて、有酸素運動で、仲間とやるからいざ嵌れば継続しやすいのかもしれない。
連に入ろうか、最近悩んでいる。息子も来年、小学生に上がれば踊れる。本格的な連は加入者募集要項に年齢35歳までとなっているところが多い。しかし無数な連から探すと、35歳以上でも子供と一緒に受け入れてくれるところはある。鳴物でもいい。せっかく高円寺に住んでいて、数ブロック先に拠点を置いている連があるというのに、これからも沿道から観るだけでよしとするのか。
逡巡も多い。出張やらでお休みが多いと申し訳なく思うし、陶芸ですら時間確保が困難なのにさらに連で練習する時間などもてるだろうか。
真面目に参加して馴染めれば地域のコミュニティに入れて楽しいのかもしれない。様々な職業の人と地域を通じて繋がる、そんな輪に子供を入れるのも社会性を育てるのに良いかもしれない。その反面、連帯感が強そうで敷居の高さも感じる。
練習頻度
練習場所
衣装や道具の頻度
徳島や他の祭りへの遠征の有無
もちろん、気が合いそうか
一度、息子と見学に行って調べてみようか。
ノーマル
ハイ
マックス
鳴物の太鼓も見せ場を作れてしまう。
ところで高円寺の阿波踊りも観覧席チケット収入では運営は赤字だが幸い、スポンサー収入が多いということもありそれなりに確保できて成り立っている。100万人という観光客が押しかけるらしいが祭を見るのは無料だし、せいぜい沿道の屋台からビールやツマミを買うぐらいで飲食店以外に別段、お金が落ちるわけでもない。そのくせ警察も大動員して救護センターも設け、大勢の誘導員や警備員を雇わなければいけない。大勢のボランティアは生命線だ。
安全で快適な祭運営を続けてもらうためにもルミナリエのように、駅前かどこかに巨大な寄付金箱を設置して1人100円でも500円でも投げ銭できたら良いのではないかと思うのだがどうだろう。