学び
- 鋳込みで泥漿を注ぐ際には漏斗を使うべき
- 注ぎ口に粘土の塊を押し当てると注ぎ口周りの粘土が丸ごと円錐状に取れる。
- 毎回、水ガラスを加えていくと水ガラス濃度は上がっていくことに留意
前回の鋳込みは時間不足で固まるまで待つ時間がなかったので潰してしまった。仕切り直しての鋳込み初号。
石膏も乾いていて状態も良い。
先生から頂いた泥漿の処方。
前回の要領で粘土をメッシュで濾し、粘度を調整した。少しドロドロとした状態で水ガラスを混ぜるとトロトロと流動性が増して丁度良くなる。
流し込むのに注ぎ口のついたプラスチック椀を使ったのだが、それが酷く垂れる。漏斗を使えばよかった。
今回は注ぎ込んで合計40分。途中、継ぎ足すこと2回。さらに中を零し出してから40分ほど待った。
注ぎ口の状態をみて中の状態を判断する。注ぎ口の断面を見ればおよそ何ミリの厚さになっているか予測がつく。今回は6〜7ミリほど。内側に水気がなくなるまで待ち、粘度の塊を漏斗状の注ぎ口の粘土に押し付けて、引っ付いて剥がれるぐらいに乾くと型剥がし
型から外す前に強めに石膏を叩くと外れやすくなる。どこも切れることなく、完全な形で型から外すことができた。
角を成形してやり、鼻先と眼窩をくり抜く。まだ全体が柔らかくてナイフを入れると歪みそうで怖い。次回、さらに細部に手を加えていきたい。このサイズと形状のものを自力で同寸法で複製するのは流石に難しいので型を作った甲斐はある。
酸化チタン釉に呉須で加飾
渋柿釉
和文様を鬼板で描いて酸化辰砂
そんなのが3つ並んだら良いな。
そろそろ、植えこむ植物も探し始めないといけない。どうせなら同じ種類のものを双角に生やしたい。
待ち時間の長い鋳込み作業の合間に釉掛けをいくつかこなした。