我が家は子供が大のトマト好き。栄養も豊富な緑黄色野菜なので、ムシャムシャとトマトを齧ってくれると野菜料理を作るのをさぼれて助かる。
今年は家庭菜園でミニトマトを育ててみることにした。少しばかり調べてみると、知らないことばかり。
二本仕立てで7房まで実をつけるとして一株から最大14房収穫できる計算になる。4株で56房か。しめしめ。取らぬ狸。まるで山話に騙される素人の皮算用。
2株を花壇に地植えし、2株をポット植えにしてみる。
南米産のトマトは本来は地這性の植物で寝かせ植えが基本らしい。茎からも発根して根張りが良くなるのだそうだ。株を寝かせて植えるにあたって、地中に埋まる葉は掻き取るとそこからの腐敗を防げる。2株を垂直植え、2株を寝かせ植えにしてみる。
こちらが、ポットの寝かせ植え。茎が10cmほど土を被っている。
こちらは地植えの垂直植え。
第1房は人工授粉させて必ず受粉結実させることが肝心。さもなくば茎葉に栄養が向かい過ぎてしまうそうだ。
第1房の下の脇芽を育てて二本仕立てとする。それ以外の脇芽は全て即座に掻き取る。5cmに育つ前に掻き取れと書いている指南書が多い。
水のやり過ぎは生育過多になる。雨除けの屋根を掛けると良い。ただし第1房が結実するまでは根張りも弱いので水はしっかりとやる。
根元にマルチングと言うビニールの覆いをすると地温が上がり生育が良くなるらしい。梅雨に雨水がかかり過ぎない利点もある。
風通しと日照が命。
カメムシが付かないことを祈るばかり。いるのだよ、カメムシが。
- ポット植え。寝かせ植え。マルチング。品種「高糖度ミニトマト」
- ポット植え。垂直植え、らマルチング無し。品種「ルビーノ」
- 地植え、寝かせ植え。品種「アイコ」
- 地植え、垂直植え。品種「失敗しにくいミニトマト」
いらいろ試してみるけれども同一品種の同条件で一部だけ要素を変えないと味や収穫量の成功因子は特定できない。試験設計から失敗しているけど、まあよい。