信州家族旅行 旅程備忘録

軽井沢、松本、渋温泉竜王雲海SORAテラス、蓼科、諏訪を巡る500km走破の3泊4日の信州家族旅行備忘録。

 

学び

1.日本酒好きな外国からの友人が来たならば、1泊2日で諏訪湖に湖の眺められる温泉宿をとり、酒蔵巡りや寺社巡りを満喫するのもまとまりの良い充実プランになりそうだ。

2.夏の家族旅行としては軽井沢に代わって次回はエクシブ蓼科に泊まり、白樺湖ファミリーランドで子供達を遊ばせたい。避暑地としては軽井沢よりも蓼科の方が涼しくて人も少なく、快適だ。諏訪大社

 

3.長距離運転はせめてデミオクラスが良い。

4.SPOTIFY便利。

5.銘菓「雷鳥」が亜種を出している。米のまぶされた「雷鳥の羽」を気に入って購入。

6.辛子は調合すると風味が増す。

7.旅館の広縁に置かれるようなローチェアセットが欲しい。

8.我が家には当面、貸切風呂のたくさんある温泉旅館が嬉しい。

9.テーブルの天板に外の緑を反射させるレイアウトは良い。

10.カラフルなソーダの側面に柑橘類のスライスを添えるのは手軽で見栄えがする。

 

初日、軽井沢へ。

ツルヤスーパーでジャムや生搾りジュース、乾燥果物などの自家消費用土産をリピート購入。翌日の朝御飯に「おやき」を各自購入。

 

おもちゃ王国でアスレチック。緑に包まれていて気持ちが良かった。

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冬季は閉鎖されていた。春から秋まで営業しているが、雨が降ると閉鎖されてしまう。

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何はともあれ体を使って疲れてくれると親は嬉しい。

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エクシブ軽井沢パセオにチェックイン。

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夕食はホテルの外に出て歩いても行ける距離にある天麩羅専門店「きどぐち」へ。好みとしては「きこり」の蕎麦でも良かったかもしれない。

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二日目。松本へ。

松本城

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急な階段を登って天守閣まで上がった。説明板や展示ケースに入った銃や鎧兜、器やらがあるだけで、基本的には建物内は空だ。調度品を配して当時の状況を再現したら誰もが視覚的に理解できて楽しめるのに。といつも思う。

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城主と姫が子供達と写真撮影に応じてくれた。「江戸から来たのか」「わらわは〇〇じゃ」など終始、時代がかった物言いを徹底していた。

 

中通り商店街、縄手通を散策。

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日本民藝館に立ち寄る時間はなかった。せめて「ちきりや」に寄りたかったがなんと休業日。小洒落た雑貨店はちらほらあるものの、都心価格で食指は伸びず。

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渋温泉へ。金具屋へチェックイン。

私の中でのハイライト。

夜、一人で温泉街を散策。

 

三日目。竜王、蓼科へ。

朝、家族風呂を楽しみ、朝食後、温泉街を散策。

 

渋温泉から車で30分ほど。竜王マウンテンパークの雲海SORAテラスへ。

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もう8月だというのにここでは紫陽花が満開。

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雲海は見られなかったものの、雲の中にいる気分は楽しめた。

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テラスの内装がとてもモダンに綺麗に改修されていて感心。

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ドリンクが色鮮やかで思わず買ってしまう。

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スライスした柑橘類を側面に貼り付けると豪華さが増すのだね。

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スキー場のオフシーズンを雲海をテーマに夏のオンシーズンへと刷新する試み。犬を連れて小説を持参して山頂で一日過ごすのも気持ちの良い休日になるに違いない。家からもっと近ければな。

 

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かなりの傾斜を見下ろして撮っているのだが、平衡感覚がわからなくなる。斜面を時折、雲が這い登ってきて周囲がすっぽり包まれるのが楽しい。

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上田で老舗のベーカリーを見つけ朝食を買い込む。

エクシブ蓼科にチェックイン。

ホテルのプールで楽しむ。

 

四日目。諏訪、そして帰宅

朝、パンを部屋で食べる。

プールで楽しむ。

自室のジャクジーで泡風呂を楽しむ。

 

エクシブ蓼科から車で20分ほどの御射鹿池へ。整備された道路沿いにあるとは思わなかった。てっきり、山道を徒歩で進むと急に視界が開けて眼前に広がっているのかと思っていた。

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深い青緑で湖面への青葉の反射が美しい。酸性度が高く魚は住めないとのこと。

 

 

上諏訪の鰻の老舗「うな藤」で鰻重を楽しむ。

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こんなに肉厚な鰻は久し振りに食べた。やはり鰻は美味い。松は2690円で最も安いがそれでも食べ応え十分。

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子供達にも鰻重を振る舞うなんて、素晴らしい親。食べている姿の写真を印刷して大きくなったら見せよう。年取ったら、子供達に鰻屋に連れて行ってもらおう。

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腹が満たされたところで、真澄の銘柄で知られる宮坂酒造の蔵元販売店「セラ真澄」で地酒を仕入れる。

この日に発売したばかりの夏酒を一つ、この酒蔵限定の樽酒の四合瓶を一つ買った。

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テイスティングコーナーがあり、外国人スタッフが外国人客に説明をしていた。

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地場の器や食材も売られている。

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このセラ真澄の400mほど先には「舞姫」「麗人」「本金」「横笛」の酒蔵もある。どこも風格のある門構えで、時間があればハシゴしたかった。裏筋には蔵を改装した小洒落たカフェなどもあり、散策が楽しめそうな街だ。

 

最後に上諏訪神社本宮に参拝。相撲の土俵、大太鼓、橋など見所も多い。静謐さに溢れた素晴らしい神社。

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ここまで苔むした大きな手水鉢は初めて見た。

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高地の気候ゆえか、諏訪大社は苔がとりわけ密で美しく感じた。

 

子供達が大きくて体力があれば自転車を借りて諏訪大社四社全てを回る旅もしてみたい。

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帰路、高円寺へ。走行距離500km超の旅行だったが洋風なリゾートホテルに泊まる日もあれば、歴史遺産のような正統派温泉旅館の日もあったり、なかなか充実した4日間だった。