黒土で筒を作り、逆さにして轆轤で挽いた底を上にする。
天面に穴を開け、そこに蝉の幼虫のオブジェ を置く。
背中の穴から下の筒は繋がっており、遠目から見ると蝉から多肉植物が生えているように見える。それが、狙い。
七宝珠錦や緑塔のような細長い多肉植物がやはり良さそうだ。敢えて、エケベリアの茎を差し込むのも面白いかもな。蟲から一輪の花が咲いているようにも見えるかもしれない。
オブジェ と台座の筒鉢を異なる色にするかどうか、悩ましい。
一、台座をマグネシヤマット釉、蝉を金ラスター釉。
ニ、台座をマンガン窯変釉、蝉をマグネシヤマット釉
三、台座をマグネシヤマット釉、蝉を辰砂。
サボテンを植え、直射日光に晒すことを考えると鉢が熱くならないように、黒は避けたい。そうなると台座はマグネシヤでオブジェ に黒や彩色した釉掛けをすることになるのかな。
こんな鉢を4つほど作って並べようと思う。
蜂。
兜虫。
角蝉。