陶蟲夏草シリーズが棚にずらりと

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私が好きなもの。和レトロ。木目。陶。虫。多肉植物

 

それら要素が凝縮された空間が書斎の机の上にできた。PCから目線を上げれば虫鉢が並んでいる。連日在宅テレワークとなって3週間になるが、朝から晩まで続く電話会議の向こう側でまくしたてる会話の中身が入ってこない。ぼーっと多肉植物を眺めながら生返事を返す。気を引き締めないと。

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個別においてもいいけれども、並べるとそれで構成される世界観というのはあるのではないか。まっすぐなモノ、ひょろひょろ曲がりくねったモノ、紡錘形のモノ、玉のようなモノ。多肉植物の個性的な形状の違いがグラデーションのように並ぶのも楽しい。

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おカイコ様。お白様。完璧な出来ではないけれども、なんだかんだやはり「蚕蛾」と「シルバーブルニア」の組み合わせが自画自賛ながら最高ではなかろうかと。

白さが虫の存在にそもそも即している。

植物の形状が冬虫夏草の子実体のイメージに近い。

なんだか神々しくすら見えて来やしないか。

養蚕場見学に行きたい。群馬の蚕種はとりわけ絹糸が細く高品質と聞く。

 

期待以上 

蚕蛾 X  シルバーブルニア

 

満足 

大雀蜂 X 仙女の舞

源五郎 X 銘月

蝉幼虫 貸出中

花潜 貸出中

 

そこそこ 多肉の成長で魅力が増すことに期待

蠅取蜘蛛 X ロゲルシー

大花潜 X 七宝珠錦

玉虫 X オーロラ

亀虫 X 銘月

 

制作中

団子虫

蠅取蜘蛛(アダンソン)

 

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 庭の山椒の花が咲き、木の芽が瑞々しく茂り始めていた。これを毎年、食べつくしに来るクロアゲハの幼虫を模した陶鉢も作らんとな。

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新牛蒡を1時間あく抜きし、葱を事前にフライパンで炙り、アゴ出汁をしっかりとって純米吟醸酒味醂と醤油を加えて土鍋で炊いた。木の芽の香りが鮮烈な季節になると作りたくなる、少し贅沢な大きな国産鰻を混ぜた鰻土鍋御飯。

 

新型コロナウイルスの爆発感染を防ぐために東京都では週末に外出自粛要請が出ている。平日も週末も家でずっと時間を一緒に過ごす子供たちと心に余裕をもって接する為にも、精神的な充足は自分で今ある環境から見出していかないといけない。今のところは幸いにしてできている。