週末の外出自粛要請に従って作陶も自粛。気分転換の機会が失われていくのはしんどい。
昨年末に焼き上がった高さ45cmの巨大サボテン鉢は土を入れて植え込むと重くなって移動が困難になるので作陶展まで植え込まずにとっておくつもりだったが、作陶展も無くなったので植えることにした。
下から10cmに軽石。中15cmほどをサボテン用の排水性の高い用土。そこから上に観葉植物用の軽量土。
植え込むのがサボテンではなくエケベリアやハオルチアなどの多肉植物であること、横に穴が無数に開けられて乾燥しやすいことから上部には保水性のある土を入れることにした。
枝分かれしている先にはロゼットが美しく締まった「美尼王妃晃」。左手には「十二の巻」、「春萌」そして最下部は名前が判別つかなくなったエケベリア。
頂上には毛の生えたエケベリア「青の渚」。右下にはエケベリア「フロスティ」。
左はクラッスラ「銀揃」だったか。右は「春萌」
黄花が咲いている名前の不明なエケベリアも植え込んだ。
サボテンの蕾を模した鉢の一部。土がほとんど入らないが、わずかな隙間で本体内部へと空洞が繋がっている。そこに根が通ってくれればこの大きさを維持できるのだが果たしてどうなるか。
中央に繁っているのはアエオニウム「レモネード」、その左にクラッスラ「火祭」、セダム「虹の玉」、下段の枝の先に「サブセシリス」、さらに右手にアガベ「雷神」、右下にはセダム「オーロラ」。
上の方に植えたのは「ロゲルシー」。写真中央の小さいのは「朧月」。左は「サブセシリス」だっけ。楽しみに枝を一つ空けて残している。何を植えよう。全部埋まって完成してしまっているよりも、何かが残っている方が楽しい場合もある。
合計20株ほど植え込んだ。寄植にせずに一株一株の姿形が見えるように距離を話しながら少ない専有面積にできるだけ多くの多肉植物を植えることを考えた結果の鉢形状だ。発根して無事に根付いてくれたらなんとも楽しみだ。
制作過程記録