コロナウイルス 雑感備忘録4

欧米では悪化の一途だが、せめてコロナウイルス禍を奇貨としていろんなビジネスやサービスが発展して欲しい。

 

肝は購買力のある給与所得者のお金の使い道を用意して経済を止めないことなのではないかと思っている。

 

温泉旅館→露天風呂付客室、部屋食で他の客と接することなく宿泊と温泉を楽しめる宿の情報が欲しい。部屋の清掃時の除染プロトコルや食事を出す従業員の感染防止措置も明らかにしてほしい。そしてそれらに対応可能な宿は積極的に情報発信してほしいし、OTAやサイトは特集を取りまとめてほしい。温泉に行きたい人が行ける環境を作れば行くのではないか。私は行きたい。
世間で客が減って倒産危機だと騒がれるわりには、コロナ対策、対応をしている宿の情報はとても少ない印象。

  • コロナ対策した近況に柔軟に対応したプランや値引きしたプランが少ない。
  • 部屋食対応の宿が少ない。キャンセルが相次いで経営が厳しいというならば食事の部屋出し対応を始めて、全室に配膳する従業員キャパがないというなら稼働室数を減らしてもよいのでは。最悪、松花堂弁当方式でもよい。
  • 露天風呂付の客室がない宿でも、本当に客が少なくて困っているならば大浴場を貸切制にしてはどうか。大浴場を貸切家族風呂利用できたら魅力的で特別感がある。どの温泉旅館も男女最低2浴室は備えているし多くは男女それぞれに大小浴室計4浴室備えている。1時間の貸切制で4浴室を16:00~22:00のあいだ回転させるだけで小規模旅館ならざかなりの客室数分をカバーできるのではないか。今だけ「大浴場を家族で貸切プラン」を作ってくれ。
  • WiFi環境を拡充して平日限定テレワーク・コロナ対策宿泊プランをつくってみてはどうか。温泉旅館は大抵、部屋のWiFi設備が脆弱だが温泉旅館で「テレワークおこもり滞在」できたら行きたい人はいるのでは。在宅勤務を強制している上場企業は多いし、彼らは自粛に連動して収入は減らない比較的高給の給与所得者。学校だって休みだ。いいじゃないか、在温泉勤務。
  • 上記対応をしている宿も多いのかもしれないがJalanや楽天トラベルなどのOTAにはこれら情報はあまり引っかかってこない。情報が届かなければ見込み客にとっては存在しないのと同じ。

レンタカー→ 温泉旅行するのに懸念となるのは現地までの交通手段。電車やバスは心配な人も多いがレンタカーなら懸念は減る。懸念点として残るのが前後の利用者間の車内感染。とりあえず家族を乗せる前にアルコールスプレーをシートに噴霧して除菌し、エアコンは使わないならば一安心か。ここらへんを利用者ごとにアルコール除菌するだとか、エアコンの洗浄もするだとか対応してくれたらより利用しやすくなる。別に追加料金だってよい。

 

スポーツジム→加圧ジムの発展形のようなフルフェイスヘルメット着用で空気感染の心配がなく心肺機能に負荷をかけられるトレーニング施設とか生まれないだろうか。


飲食店→客で店内が賑わうことはある程度は諦めて中食やデリバリーに活路を見いだしてほしい。マスクはコロナで消費量が増えたかもしれないが、人が毎日食べる需要量は変わらない。場所と形態のシフトが起きているだけだ。Uber接触を避けられそうだし、体を動かしたい人、収入の補填をしたい人の受け皿にならないだろうか。冷凍食品の売上も伸びているはず。商品開発も活発化してほしい。

電話会議システムでつながって飲む、テレ飲みをしてみたい。タバコを吸いたい友人と、タバコが嫌いな私がお互いにより気楽に好きなものを飲み食いしながらダラダラと喋れるわけだ。


劇場→自宅における高性能ワイヤレススピーカーも普及したし、大画面テレビも安くなった。通信速度も格段に速くなっている。舞台演劇やコンサートなどはハイビジョンライブストリーミングできるようにならないものか。

  • 劇場に足を運んでも舞台が遠くてよく見えないなんてことは多い。視聴者が多画面分割していろんな角度から視聴したり、視聴者が特定の演者を捉えたカメラを選択したり、ズームしたりできたら楽しみ方も満足度も増すのではないか。
  • ストリーミング配信すれば小規模な劇団の公演を地方の人も観ることができ、観客の裾野が広がる。
  • 劇場の立地が観客のアクセスの良いかつ地価の高い場所である必要もなくなり、主催者側にとっても公演場所代は安くなる。劇団員が劇場使用料を賄うために膨大なチケット販売に追われることもなくなる。


遊園地→子供と公園で遊ぶ。換気の良い屋外で大勢と接触せずに遊ぶ分には問題ないらしい。家の中庭の活用も工夫の余地あり。遊具を奮発して購入する。


通勤→テレワークの最大活用。この2週間、コロナ対応でとても忙しかったが労働時間は増えても通勤時間がなくなることで身体的負担は減った。混雑した電車の中でマスクをしない人のクシャミを浴びるだとか、束ねない女性の髪が首にあたるだとか、もたれかかってくる人だとか、乗降車時の押し合いだとか、イライラして暴言吐く人だとか、それらとの接点が減ったのはとても助かる。別に私とて他の人の気分を害していた可能性も十分にあるし、被害者として加害者としての機会が減るのは良いことだ。テレワークがさらに普及して地価の安い郊外で住むことがもっと可能になればよいのに。


学校→教材サイトが無料トライアルのおかげで一気に普及している様子。子供と工作をしているが、Youtubeにアイデアがたくさん落ちていて助かる。ホームスクーリングが一般化して欲しい。虐めから逃げやすくなって欲しい。子供の社会性は学校に限定されずスポーツクラブでもなんでも、代替手段はあると思う。家のお手伝いをする機会が増えるのはとても良いことだと思う。子供の自炊自活能力を上げる絶好の機会だとも思う。


買物Amazon楽天にお世話になる比率を上げるしかない。やらせレビューを除去するチェッカーを駆使。配送料の透明性を上げて欲しい。

Eコマースはどこも伸びている様子。ホームセンターの日曜大工用品売り場もにぎわっていた。アクアリウム関連も売り上げが伸びているそうな。家で過ごす時間が増え、それに伴ってお金を使う場所も変化している。