翠晃冠錦と琴糸丸の開花

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ギムノカリキウム属の「翠晃冠錦」が8月と9月に3輪が2週間置きほどの間隔で咲いた備忘録。まだ幼苗のような大きさの株なのに、同じぐらい大きな花を咲かせる。

 

なるほど、これが花サボテンというやつか。これは嵌ってしまう愛好家が多いのもわかる。私はこれまで子供達が小さかったので悪戯された際に怪我のないよう、棘の大きなサボテンは控えていた。これからは花サボテンを増やしても良いかもな。コリファンタ。短棘象牙丸。アイロステラ。

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それにしてもバランスが悪く思えて仕方がない。花が、花茎が図体に対して大きすぎる。花を咲かすことへの比重が大きすぎる。恐るべし花サボテン。

 

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その一方で自らの棘に埋もれるほどの小さな花を咲かす琴糸丸。マミラリア属に特有の疣と疣の隙間で咲かす控えめさ。

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この奥ゆかしさも味があって嫌いじゃない。

 

サボテンも個性様々だな。20年ぐらいをかけてどれも大球に育てたい。そうなると、今のうちにたくさん入手しておきたいとも思ってしまう。こうして沼に沈んでいくわけか。