人間は普段、能力の20%しか活用できておらず、それを100%活用できるが致死的な副作用を持つ薬の力で成功を掴む男の話。
単なる破滅の話で薬物使用を戒めるような話だと思ったが、違った。これぞ、ハリウッド映画というような圧倒と爽快感の余韻を残して映画は終わる。
それにしても、映画もだがブラッドリー・クーパーの人生自体がリミットレス。NZTを使っている男の実話のような人生だ。
この男前な風貌に加えグラミー賞をとる音楽的才能と歌唱力、映画での演技力、さらには「アリースター誕生」のリメイクをレディガガと共演してプロデュースから監督までしてしまう万能さ。ようわからんアベンジャーズの超能力よりも凄い。天は二物、三物、四物を与えたか。
観客には彼の努力は見えないが、努力してこれだけの結果を出せるとは人は平等には生まれついてないものだ。嫉妬すら起きない。